右に同じく。当時高校1年生だった私はハードロックやヘビーメタルというジャンルは知っていても、ちゃんと聴いたことがあるのは洋楽で当時流行っていたヴァン・ヘイレンや有名どころのディープ・パープル、レッド・ツェッぺリンくらいで、どちらかと言えばあまり知らないジャンルでした。 ところがある日パンクバンドをやっていてハードロックやヘビーメタルに詳しい友人が「面白いバンドがあるんだよ、聴いてみる?」と言って貸してくれたのが「THE END OF THE CENTURY」のアルバムが入ったカセットテープでした。「蠟人形の館って言う曲があって、きっと気に入ると思うよ」とも言っていましたが、一体なぜ、普段中島みゆきや松任谷由実、ビートルズを聴いていた私が気に入ると思ったのか未だに謎です。残念ながら現在はこのテープを貸してくれた友人とは付き合いが途絶えてしまい確認のしようがありませんが、この友人の読みは的中し、学校からの帰り道、当時普及し始めたウオークマンで歩きながら聴いてみると一瞬で心を奪われました。 この友人との出会いとこの友人の貸してくれた一本のカセットテープが、この後の私の人生をも大きく変えていくことになったと言っても過言ではありません。
@@弾正少弼 コメントありがとうございました。 私は当時小学生か中学1年生くらいでしたが、同じように従姉が持っていたカセットテープから信者への道が始まりました。「THE END OF THE CENTURY」のレコードをダビングしたもので、その後の発布で追加された語りのないものでしたが、そのぶんストレートな衝動を得られた気がします。 当時の私は小学校の担任教諭の影響でドラムを叩いてましたが、そのころのTVではC-C-Bやチェッカーズくらいしかバンド演奏を見る機会がなかったのも効いたのかも知れません。 「悪魔の演奏する音楽」だったり、「1999年に地球は滅亡する」なんて説を素直に受け入れられる年齢の出会いだったことは、今考えると幸せだったとしみじみ思います。
@takdec4 жыл бұрын
@@ccmostudio1325 コメントありがとうございました。 「THE END OF THE CENTURY」は思い出補正を抜いても名盤ですね。 カセット/CDで追加された「創世記」と「ジャック・ザ・リッパー」で完全な悪魔教の初代教典になったと思っています。 ※1stは・・・カラオケとまでは言いませんが、ノーコメントでお願いします(笑) 私は今でもちょいちょいバンド活動をしていますが、演奏の上では、殿下のドラム、代官のギターを散々コピーしたことが今でも巨大な基盤になっています。 「演奏の上では」と但したのは、演奏者としての数々の失敗から。 当時からビックバンドだったラウドネスも散々コピーしましたが、ライブでは演奏技術だけではどうもならない大穴があります。 そこを埋めた上でさらなる高みに引き上げてくれたのは閣下のMCです。人と人が接点を持つとき、やっぱり言葉はとても大事だと思い知らされました。 1999年のリビングレジェンドツアー、中盤はほとんどMCでしたが(笑)、あれこそ稀代の宗教団体のなせる業だったかもです。キリストも真っ青になるレベルです。 「お茶の間にヘヴィメタルを!」が浸透したとは言いませんが、、日本に「エンターテイメント」という言葉を本当の意味で残したのは聖飢魔Ⅱだと私は断言します。 音楽とトークと笑い、どこかドリフターズに通ずるものもあると感じます。 長文失礼しました!