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「十字架」
神のひとり子、イエス様は、罪人として疎外され、病や孤独に悩み苦しむ人々、
悲しみ絶望する人々を自分のことのように思い、希望と恵みを与え、癒されました。
その反面、イエス様は多くのユダヤ人指導者から、ねたまれました。
彼らは、死刑にするために偽証人を準備し、裁判をしました。
そして、イエス様を釈放しようとする総督ピラトを押し切り、十字架刑にしました。
イエス・キリストの十字架は、ユダヤ人指導者によって引き起こされたように見えますが、聖書は違った見方をしています。
旧約聖書では、イエス様が生まれる七百年も前に、救い主についてこう預言されていました。
「彼が刺し貫かれたのは/わたしたちの背きのためであり/彼が打ち砕かれたのは/わたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによって/わたしたちに平和が与えられ/彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。」
(イザヤ53・5)
イエス様の十字架は、この預言を成就するものでした。
また旧約聖書には、イエス様の十字架は、父なる神様の御計画だと記されています。
神様は、なぜそのような御計画をお立てになったのでしょうか。
すべての人間は罪ある存在なので、完全に正しく聖い神様の前には、罰せられ滅びるしかありません。
しかし神様は、私たちを愛しておられるので、人間が滅びから救われる道をつくられました。
それが、神様のひとり子なるイエス様を、罪あるすべての人間の身代わりに、十字架につけ、それにより、私たち人間の罪をゆるすという神様の驚くべき御計画です。
私たちはそのことを信じることによって救われるのです。
イエス様は、十字架上の激しい苦しみの中にありながら、最初に語られた言葉は
「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」(ルカ23・34)という祈りでした。
この祈りは、父なる神に赦しを求めるものでした。
―自分をむち打ち、あざけり、十字架につけたローマ兵たちに。
自分を憎み、十字架刑に引き渡し「我々の勝ちだ」と思っているユダヤ人指導者たち のために。
「イエスを十字架につけろ」と叫んだ群衆のために。
そして、神様の御心に背き、自己中心に生きてしまう私たちのために…―
イエス様は、十字架で肉体的な苦しみ以上の、父なる神様との関係を完全に絶たれるという、絶望を味わいました。
そのような想像を絶する苦しみの中にあっても、自分を憎み、陥れようとする人を赦し、愛することを止める方ではありませんでした。
そして、今でもそしてこれからも、永遠の救い主として共に歩み、私たちを支え、導いてくださるお方なのです。
主イエス様からの祝福がありますように。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。
独り子を信じる者が一人も滅びないで、
永遠の命を得るためである。」
ヨハネによる福音書3章16節
この紙芝居は、著作権者から許可を得て動画として制作しました。
BGMには他教会の方の協力を得ました。
(その他 効果音 : MusMus など)
ウェスレアン・ホーリネス教団 遠州キリスト教会
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#聖書 #紙芝居 #十字架