少女がみたもの／西村 由紀江～ヤマハ・ガラ・コンサート2019

ヤマハ・ガラ・コンサート2019
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【曲名】少女がみたもの
【作曲・ピアノ】西村　由紀江
【オーケストラ編曲】木村　政巳
【指揮】大友　直人
【オーケストラ】東京交響楽団
【コメント】
2018年、国立新美術館をはじめ全国で開かれた「至上の印象派展」その代表作とも言えるルノワールの絵画「かわいいイレーヌ」のイメージソングとして書いた曲です。私自身、子供の頃からこの絵に惹かれていました。美少女でありながら、どこか憂いのある表情に人見知りだった自分を重ねていたのかもしれません。昨年、曲を書くにあたって改めてイレーヌについて調べたところ、娘や妹をホロコーストの犠牲でなくすなど波乱に満ちた人生を歩んでいたことを知りました。その時、メロディが生まれたのです。はじめは清らかで愛らしい少女のイメージ、そこからイレーヌの瞳に誘われるように次々と展開していきました。今回、木村政己先生が素晴らしいオーケストラアレンジをしてくださり、さらにドラマティックになりました。イレーヌの人生を想像しながら聞いていただけたら幸いです。
【収録日】6月30日
【収録場所】Bunkamuraオーチャードホール(東京・渋谷)