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ソナタ形式を分かりやすく解説♪ 転調に注目して聴いてみると面白い!
ソナタ形式は大体18世紀中ごろに確立された、とされます。
「運命」交響曲第1楽章のソナタ形式は
提示部-展開部-再現部-コーダ部(中学校のテストでは「コーダ」、とされるようです)
からなる、非常に引き締まった構成です。
提示部は第1テーマ:ハ短調/第2テーマ以降:変ホ長調
展開部は様々に転調
再現部は第1テーマ:ハ短調/第2テーマ以降:ハ長調
コーダでハ短調
テンポはアレグロ・コン・ブリオ=速く、生き生きと(生気に満ちて)
何といっても冒頭の“「運命の」動機”が命で、最も重要な要素として全曲をまとめています。楽聖・ベートーヴェンと呼ばれるのは、耳が聞こえなくなる絶望に打ち勝って、音楽に魂を全て込めて作曲し続けたその不屈の意志にあるのでしょう。
この頃はまだ30代半ばですが、約10年後に全聾になり、その約10年後・1827年に56歳で亡くなるまで名作・大傑作(1824年に交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」)を生み出し続けました。
交響曲第5番ハ短調Op.67
全部で4楽章構成。
1807〜8年作曲、1808年初演、1809年出版
ちなみに
「田園」交響曲も同じ1808年に完成。
モーツァルトの40番交響曲ト短調K.550は、20年前の1788年に完成。
【演奏について】
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
フィルハーモニア管弦楽団 1955年録音