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今回は、これから電子工作を始める方向けに、具体的に揃えるべきグッズを4つのカテゴリに分けて紹介していきたいと思います。
結局何を買えばいいのか分からない、という方はぜひこの動画を参考にしてみて下さい。
↓まず揃えるべき電子工作グッズまとめ
docs.google.com/spreadsheets/d/1-bUAein8XB_Hr35JxiLBZsUUAXnipEjvXey3VWv5gmU/edit?usp=sharing
↓テキスト派の方はこちら
start-electronics.com/intro/must-buy-goods/
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■目次
0:00 オープニング
0:17 パソコン
1:00 電子部品
1:55 工具
3:21 実験機器
3:48 あると便利なグッズ
5:03 まとめ
■関連動画
・5分で分かる電子工作の始め方 kzbin.info/www/bejne/aGrPkKGVicSdh6M
・電子工作入門キットだけでガジェット作ってみた kzbin.info/www/bejne/r5TNZ51tpaqjh68
・もう挫折しない!電子工作「再」入門 kzbin.info/www/bejne/rmGTpqSrYtWeqtE
・趣味が欲しいなら電子工作をお勧めする理由 kzbin.info/www/bejne/jovOiaRjlLWHgZI
■自己紹介
・ハードウェアエンジニア
・電子工作歴:9年
・電子工作をゼロから体系的に学べるチャンネル「今日から始める電子工作」を運営してます
■SNS
Web : start-electronics.com/
Twitter : buonoatsushi
#電子工作
■動画文字起こし
まず必要なものはパソコンです。
電子工作では、CPUやマイコンと呼ばれるものにプログラミングをするのですが、多くの場合はパソコンを使って行う事になります。ただスペックについては特に高いものは必要なく、10年前のパソコンでも全く問題ないと思います。また、最近はプログラミングをするソフトもいろんなOSに対応しているので、電子工作を始めたばかりであればWindowsかMacについてはどちらでも良いと思っています。ただし、古いOSだとインストールできない場合もあるので注意しましょう。
なお、もしどうしてもパソコンが用意できない人は、ソニーのMESHというデバイスやIoTに特化したマイコンボードであるobnizであれば、スマホからでも簡単な電子工作はすることができます。
次に必要なものは部品です。
こちらの動画でも説明しましたが、電子機器は入力、計算、出力というフローからできているので、それぞれに対応した部品が必要になります。
計算用の部品はCPUやマイコンと呼ばれ、電子工作用に便利な機能をつけてワンパッケージにしたマイコンボードと呼ばれるものを使用するのが一般的です。電子工作で最初に買うならArduinoというマイコンボードを買っておけば間違い無いです。入力・出力用の部品は無限に種類があり、やりたい事によっても大きく変わってきます。もしまだ明確に作りたいものがないのであれば、ひとまずはAmazonで売っているELEGOOやOSOYOOのようなメーカの初心者キットを買いましょう。なお、これらキットについているマイコンボードはメーカ独自のものですが、載っているマイコンもインターフェースもArduinoと同じなので、あまり気にする必要はありません。Arduinoと全く同じ感覚で使うことができます。
次に必要なものは工具です。
工具でまず揃えておきたいものはブレッドボード、ニッパー、ピンセット、ワイヤーストリッパ、ラジオペンチです。
これらは、ケーブルを適切な長さにカットしたり、ケーブル同士を接続したり、細かい部品をつかんだりするのに使います。電子工作は細かい作業が多いので、こういった専用の工具があると抜群に作業性が良くなってストレスフリーになります。
また、半田ごてセットも一式揃えておきましょう。ここでいう半田ごてセットは、半田ごて、半田、こて台、半田吸い取り線の4点です。何をハンダづけするかで適した温度が変わってくるので、半田ごてはできれば音調タイプがお勧めです。半田は環境に優しい鉛フリーはんだ、こて台は出来るだけしっかりした土台のものを買いましょう。安いやつはすぐに倒れてしまってかなり使い勝手が悪いのでお勧めしません。
また、電子部品と合わせて揃えておきたいのが部品を収納するケースです。部品は細かいものが多く、しかもパッと見では何の部品か分からない事が多いので、手遅れにならないうちに早めにケースを買って分類しておきましょう。種類は無限にあるので、好みによって選んで良いと思います。100均でもいいですし、大きめのホームセンターに行けば何十種類もの中から選ぶことができます。ちなみに私は主に無印良品の収納ケースを使っていて、透明な小袋に部品を入れてカテゴリごとに管理しています。
最後に紹介するのは実験機器です。
これはこだわり出すと一番お金がかかるところですが、ひとまずはテスターだけ揃えておけば大丈夫だと思います。
テスターは一つで電圧、電流、抵抗値などを測ってくれるので、電子工作のいろんなところで役に立つ頼もしい存在です。値段も、3,000円あれば何種類もの中から選ぶことができます。
テスターの使い方についてはまた別の動画で紹介したいと思います。
最後におまけとして、必須ではないけどあると便利なものをいくつか紹介しておきます。
まずはオシロスコープです。オシロスコープは、リアルタイムに電圧をモニターすることができる測定器です。テスターでも電圧は見れますが、テスターは時間的に平均化された値を表示しているだけなので時間的に短い電圧変化は見ることができません。例えば、0から3.3Vで1kHzのパルスを出してみるとテスタは平均化されて1.65Vとなりますが、オシロであればその波形を確認することができます。安くても数万円はしますが、動作検証をする際にはかなり役に立つ存在だと思います。
次に便利なものは安定化電源です。電子工作をやっていると、モータを動かしたり、電圧によってLEDの明るさがどう変わるか等のちょっとした実験をしたくなる時があります。マイコンボードには外部に電源を供給できる出力端子が出ていますが、これらは5Vや3.3V等の固定電圧であり、しかも流せる電流量はかなり小さいのでこのような用途には不向きです。そんな時に、安定化電源があると電圧を自由に変えられ、しかも大きな電流を流せるのでこちらもかなり重宝します。