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湯島聖堂オンライン講座:李白講座「早発白帝城 」の第1話を公開しました。
本編は2021年12月28日(火)より期間限定で再配信開始
※2021年7月~9月の配信した内容と同一です。
講座内容
李白講座 ① 「 早発白帝城 」
李白講座 ② 「 古風 」 15 故事 : 隗より始めよ
李白講座 ③ 「 古風 」 36 故事 : 和氏の璧
3話セット販売価格 2,500円(税込み)
teket.jp/1327/...
【講師】
市川桃子先生
明海大学名誉教授
東京大学文学部卒。東京大学大学院修了。文学博士。
主要著書:『詠史と詠物』(小学館)、『李白の文-書・讃・記の譯注考証』(汲古書院)、『中国古典詩における植物描写の研究-蓮の文化史』(汲古書院)、『幕末漢詩人杉浦誠『梅潭詩鈔』の研究』(汲古書院)他。
【あらすじ】
戦国時代、山で暮らしていた和氏は、素晴らしい玉の原石を見つけました。さっそく王様に献上しようとしたところ、これはただの石ころだ、お前は詐欺師だと、左足を切られる刑罰をうけました。次の王様に献上しようとしたら、今度は右足を切られました。三番目の王様にようやく認められ、この石は「完璧」と呼ばれ珍重されるようになりました。さて、この素晴らしい原石は、和氏にとって幸福をもたらしたのか、不幸をもたらしたのか。和氏がしたことに意味はあったのか。李白の意見を聞いてみましょう。
漢詩の短い詩句の中には深い含蓄があります。朗読した時の流麗さ、言葉の巧みな並び、それらは、詩の奥にある作者の強い思いや無類の才能によって輝きはじめるのです。
全てが便利に表面的に流れていくような現在の世の中で、立ち止まって、李白の詩の奥深く分け入ってみましょう。そこで、唐代に確かに生きていた李白が、天才的な詩作の能力を抱きながら、喜び、悩み、怒り、希望しつつさまよう様子を見ることでしょう。