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【この動画の概要】
〇統合失調症について再確認
・統合失調症は精神科の代表的な疾患で、「王様」とも言われる
・初めてこの病気について学ぶ人のために、基礎から説明
〇脳の病気としての統合失調症
・精神科の病気は脳の病気
・大脳は神経細胞で構成され、電気信号で情報を伝達
・神経細胞は単一の細胞ではなく、無数の細胞が電気信号を伝える
〇神経伝達物質とその役割
・神経細胞の接続部に作用する物質を神経伝達物質と呼ぶ
・代表的な神経伝達物質:ドパミン、ノルアドレナリン、セロトニン
・ドパミンが過剰に増えることで統合失調症が発症
〇ドパミンの過剰分泌と他の疾患
・アルコール精神病、覚醒剤精神病などでもドパミンの過剰分泌が見られる
・うつ病や双極性障害でもドパミンの影響がある
・精神病(幻覚や妄想を伴う状態)はドパミンの過剰分泌で発生
〇統合失調症の原因
・統合失調症は原因不明で、体質と環境要因が関連
・体質とは生まれ持った特性
・環境要因とはどれくらいの負荷がかかるか
〇発症率と年齢
・発症率は100人に1人程度
・主に20歳前後で発症
・小学生での発症はほとんどない
〇治療の基本
・薬物療法、カウンセリング、生活習慣の3本柱
・統合失調症は特に薬物療法が重要
〇薬物療法と副作用
・ドパミンを抑える抗精神病薬が中心
・抗精神病薬の副作用:小脳のドパミンを抑えることでパーキンソン病様の症状が出ることがある
・副作用には呂律の不調、足腰の不具合、手の震え、歩行障害、顔のジストニア・ジスキネジアなど
〇統合失調症の症状
・幻覚(主に幻聴)や妄想が主な症状
・幻覚は感覚過敏、対話性の幻聴など
・妄想は被害的なものや現代的な妄想(SNSでの話題など)
〇陰性症状とその対策
・陰性症状:やる気の低下、体のだるさ、抑うつ状態
・陰性症状には薬物療法、カウンセリング、生活習慣の改善が重要
〇生活習慣の改善
・睡眠、運動、食事の3本柱
・睡眠:夜はしっかり寝て、昼夜逆転しない
・運動:適度な運動(散歩、ランニング、水泳、筋トレなど)が推奨
・食事:セロトニンを増やす食事、腸内細菌の整え、アミノ酸やビタミンの摂取
〇入院治療の効果
・入院治療は生活習慣の改善に効果的
・入院中の規則正しい生活が回復を助ける
〇統合失調症の予後
・しっかり治療すれば天寿を全うできる
・定期的な健康診断と内科的な管理が必要
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【一読していただきたい注意】
動画の内容は精神科医である私の診療を通してえた感想です。あくまで私の感想ですので、参考にするかどうかは視聴者のみなさまで判断していただければと思います。個別の診断や治療に関するアドバイスは責任を持ったものは残念ながらできませんので、一般論としての私の意見しかできないことをわかっていただけるとありがたいです。この動画を通じて起こりえる損害に対しては対応したいですが、一般論と私の感想によるものですので、限界があることをご理解ください。
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