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↑「特殊警棒を使った打撃(約47分)」無料教則映像のご視聴は上記URLからとなります。
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↑特殊警棒を使用した逮捕術の教則DVDについては上記URLをご参照下さい。
伸縮式の特殊警棒を使用した打撃をレクチャーしました動画です。
警備系の技術としての打撃、それと武術、護身術としての特殊警棒の打撃に分けて解説しています。
武術や護身術では相手を打倒して逃げる時間を稼ぐことを目的としているのに対し、警備の技術としては相手を極力傷つけず、戦意喪失に持ち込まないといけません。
そのため打撃のバリエーションや攻撃箇所などが異なってきます。
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シラットについての解説
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2千年前の中東、今のサウジアラビアがある地域で誕生し、東南アジアを中心に伝承された武術、それがシラットです。
基本的にシラットというとインドネシアの武術という印象がありますが、今はマレーシアが本場だと聞きます。
アメリカやヨーロッパなどの西洋世界でもシラットは人気で、ユーチューブでは西洋の人が練習している映像が大量にアップされています。
ただ西洋の国で練習されているシラットは伝統武術の保存という形ではなく、現実世界の危機(ストリートファイトや脅迫、テロなど)をいかにして生き残るか?みたいな実生活への活用を第一に考えてシラットを進化させているように思います。
シラットの特徴がその独特の円運動です。
日本武道の多くが直線運動を多用するのに対し、シラットでは円運動をメインとして次から次へと途切れることなく、攻撃を仕掛けていきます。 ところでシラットはフィリピン武術のカリやジークンドーのカリ・シラットと動きが似ており、混同されますが、発けい法やその奥に隠された戦術などが大きく異なります。
フィリピン系武術では二人組んで行うフバットという名称の練習法があり、シラットでもキラップ(パランパスと呼ぶ流派もあり)という名称で全く同じような練習をします。
だけど両者とも見た目は全く同じですが、シラットのキラップとフバットでは身体の使い方が大きく異なっています。
ちなみにどちらのほうが優れている、という意味ではありません。
シラットは古代から続く長い歴史があったおかげでその技術は多くの戦いに使われてきました。
もちろんあまり嬉しくない使われ方もされ、例えば罪人の処刑に始まり、人を脅してお金を奪ったり、テロなどの破壊活動、暗殺、などにもシラットの技術は使われてきました。
それもあってかシラットには僕たち日本人からしてみれば引いてしまうような技術もたくさん出てきます。
「卑怯?褒め言葉だな・・・」みたいな。
戦い方は卑怯でも心は誠実でありたいっすね(笑)。
それはおいといてシラットには膨大な技術が含まれており、一つの学問のようになっています。
素手の体術もボクシング、レスリング的な組技、グラウンドファイティング(寝技とは少し意味が違う)、拘束、逮捕する技術、と非常に多く、そこからナイフ、棍棒、剣、サロン(布状の物)などを次から次へと学んでいきます。
しかも最初の素手の動きを練習していけばそれを武器術に応用していくことが出来るのがシラットの優れた点です。
ちなみにシラットでは肘技の種類が非常に多く、それに多種多様な手技、蹴り技が登場します。
ただ近代式のシラットではあまり蹴らないようです。
逆にあまり出てこないのが投げ技、関節技、膝蹴りなどです。
シラットには投げも髪を掴んで投げるみたいなのはありますが、それは「投げる」と言うより「引きずり倒す」に近いものがあります(笑)。
関節技も日本武道で行うような手首を極めるやり方などがほとんど出てきません。
その他にシラットでは多種多様な拘束、連行、逮捕術技法が含まれます。
相手の両腕を後ろで束ねて拘束、連行するヒューマンキャッチャーに代表されるような摩訶不思議な技法が多数存在します。
シラットが欧米の警察や法執行機関、セキュリティ関係者の間に注目を集めているというのも納得です。