青森ねぶた祭前夜祭2016「菱友会」 ねぶた囃子模範演奏.

ラストの演出が小気味よい。バラエティな演出は観客を魅了する。メンバーの一体感を感じさせる演奏は、地域とのつながり、文化、風土を大切にする姿勢から生まれている。（2016.8.1青い海公園）
Their playing, good performance of the last.　Variety rendition fascinates the audience.　Kanru play a sense of unity of members is great.　Ties to the region, are born from the attitude to cherish culture, the climate.　(2016.8.1 blue sea park)
taky0215 滝山祥一

[@水木一成]

私は幼少の頃、青森に住んでいた。各村々にも小中学生20人位で、ねぷたを運行していた。よその村を回る時も、私は「ローソク代をけろじや！」と言って1軒1軒を暗い道を走りまわる。七日日には集まったお金(じぇんこ)を数えて分配された数百円分の5円玉をタコ糸に通して、夏の小遣い(マッコ)としてとても嬉しかった。 　小学校高学年や中学生は太鼓も篠笛もうまかった。だから中学生が凄くお兄さんに見えた。 　この前夜祭のお囃子、特に笛は何故か涙がでるような響きを感じる。一見派手なようでもあるが津軽の人の暗闇の中での寂しい友を呼ぶ声のようにも感じる。 　故郷を東京に出て70年近くなる。しかしここ半世紀以上、毎夏青森を中心に行く。ねぷた、ねぶたが終わると、途端に寂しさに襲われるので、ここ30年は毎回東京の人を連れいく。そうすると寂しさが半減するからです。皆さんを見送った後、何日か一人でのんびり回り、青森の一つ一つを確かめるように過ごし、一人夜行バスで帰京するのが恒例です。