アリスさん、VaganovaではMaria Khorevaさんと同じクラスだったんですね。留学生といってもお客様ではなくロシアの国家試験に合格してバレエ団員になったのだからすごい。個人の意見ですがロシアに戻ってダンサーを続けた方がいいと思います。バレエだけに集中できる環境、厳しい観客の目と愛情、ツアーを一緒にまわる仲間たち、これらは今しか経験できません。将来指導者の道を考え始めた時でもバレエの本流の国での経験が役に立ちます。バレエ学校はもう一度はと言っていましたが現役を続けながら(ワガノワで)コーチングの勉強をすることだってできます。Tsiskaridze校長も現役時代から指導者になるための勉強をしていました。オリバーストーン総指揮の映画 Ukraine on fireは観てみてください。この戦争の本質が描かれています。24年の大統領選でトランプ氏かRobert F. Kennedy Jr.氏かのどちらが勝利した時点で終わるであろうということは言えます。 谷桃子バレエ団を支えてくださっている先生の方々、団員の方々、あなた方がバレエのすそ野を広げてくれたおかげで海外で活躍する日本人ダンサーの数がここまで増えたのです。一番最近観た舞台はラトビア国立バレエ団のコッペリアでした。お母さんに連れられて着飾った小さな女の子たちで客席は一杯でした。ロシアもそうですがかの地でもダンサーの年金支給開始年齢はかなり低いです。身体を酷使して国の芸術文化発展のために働いた当然の代償と国民は考えています。バレエをとりまく環境が違います。日本だってバレエに携わる人たちの情熱は負けていません。でも経済的にここまで大変とは知りませんでした。