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愛知県で時計の販売業を営む30代の男性が、自らの高級腕時計が返ってこないトラブルに遭遇し、警察に被害届を提出する事態に至りました。
男性は3年前から、自身の腕時計を他人に貸し出すサービス「トケマッチ」を利用していました。このサービスでは、腕時計の持ち主が時計を預け、それが有料で貸し出される仕組みで、持ち主は時計のランクに応じて毎月報酬を受け取ることができます。
しかし、トケマッチを運営する会社が2024年1月末に突然解散し、預けられた時計の大部分が返却されていません。男性は28本、約5000万円相当の時計を預けており、その中には最高で600万円の時計も含まれていましたが、現在は空の箱だけが残されています。男性は過去にサービスを信頼し、経営状況が良好と考えていましたが、2月以降はトケマッチ側との連絡が途絶えています。この事態は男性だけに留まらず、他にも多くの被害者がおり、集められた時計の総額は10億円を超えているとされています。
もし時計が返却されなければ、詐欺罪が成立する可能性があるという重大な問題に発展しています。
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