無伴奏 コントラバス即興曲 I, II, III Dmoll、II, IIIは冒頭3分のみ

この三曲、無伴奏コントラバス即興曲Ⅰ,Ⅱ,Ⅲは即興曲として高江洲章が20歳の
頃から東洋、西洋を問わない曲を作れないかと模索しているなかで、瞬間的に閃い
たもの。今回公開しているのはそのうちの I 。
　それから、現在に至るまでその内容を黙考してきたが、ほぼ納得できるものにな
ったと考えたため、今回この三つの曲を世に発表することにした。
　彼は、クラシック、ジャズの演奏を中心においているが、その演奏の拡張としてこ
の三曲を位置付けている。また、将来においてもこのような即興曲を試みようとも考
えている。
　彼は現在、那覇市にあるハーベストムーンでクラシック、ジャズ
を、そしてたまに、このような無伴奏コントラバス即興曲を演奏する。
　彼の作風は、なにがしか、内面に向いて響く音楽になりそうである。
　彼の著作「空白なる存在」は人間の内部を打つような詩集であるが、同様のことが
音楽においても表現されているような気がする。
［略歴］1958年生まれ。15歳からコントラバスを始め、東京音楽大学にて松本武全氏
に師事。
沖縄県立芸術大学非常勤講師を経て、現在、沖縄県那覇市にてContorabass Hauseを経営、
自ら演奏の傍ら音楽仲間にも演奏の場を提供している。
最近は、後進の育成や自らの歌唱なども考えて活動中。著作 : 「空白なる存在 - 自己探求からそれを超えるものへ」
　　　　　詩作品集（文芸社）