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ワルシャワ労働者の歌
現在では、ワルシャワ労働歌(ワルシャワ労働者の歌)の訳詞者は鹿地亘となっているが、日本の革命歌(一声社)によると、1927年末に労農芸術同盟(労芸)から分裂した前衛芸術家同盟(前芸)の人々に訳詞され歌いだされたとあり、鹿地氏とは書かれておらず、名前を伏せていたのは確かであるが一人で全て訳したものではないのかもしれない。そのため訳詞者は前衛芸術家同盟(前芸)の人々とした。歌詞は二か所が異なっており、変わっていったとしか書かれておらず、いつ変わったのかはわからない。
鹿地氏は、全日本無産者芸術連盟(ナップ)に属しており、小林多喜二の誘いにより戦前の共産党へ入党している。『戦旗』がナップの機関誌とあるが、『ナップ』という雑誌も存在しており、さらに『ナップの歌』というのも存在する。(プロレタリア歌曲集 無産社 昭和5年)そして日本プロレタリア文化連盟(コップ)という団体も作られている。
戦前の歌集を複数確認したところ、歌詞は統一されていたが、題名が『ワルシャワ労働者の歌』、『ワルシャワの労働歌』と統一されていない。恐らく原版の正式名称は『ワルシャワ労働者の歌』なのだと思う。何故なら歌詞の内容は革命歌であり、労働歌ではないためである。
ワルシャワ労働歌に関しては、『我等の世界』ではなく、『我等が世界』ではないかという話や(※音楽センターを含め、見事に誤植して伝えている。)『荒れ狂う』の狂うは差別用語で『荒れすさぶ』とするなど、わざと改変する例もあったりする。
特に、革命歌の類は口頭で伝えられることも多く変遷が激しいが、出来るだけ古い出版物のほうがオリジナルにより近いというのは確実である。
前回の作品でせっかくデータを作成しているので、本来の原版も作成してみた。
This is not a recording. It is an original work by Midi and singing synthesis.
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