Two scientists walk into a bar. “I’ll have H2O,” says the first. “I’ll have H2O, too,” says the second. The bartender gives them both water because he is able to distinguish the boundary tones that dictate the grammatical function of homonyms in coda position, as well as pragmatic context.
「お」と「を」だけでなく、あ行とわ行の各音は全部違うんだよ。 あ行: あ(ア) い(イ) う(ウ) え(エ) お(オ) a i u e o わ行: わ(ワ) ゐ(ヰ) う(ウ) ゑ(ヱ) を(ヲ) wa wi wu we wo わ行の「ゐ」、「う」、「ゑ」の存在感は希薄となっているが、「ニッカウヰスキー」が商号として立派に有効であるように消え去った訳ではない。 現在、あ行の「う」は わ行のwu と発音されることが多い。アルファベットの組み合わせではなく、発音記号で考えるとわかりやすい。
助詞からは離れますが、wo という拍は いわゆる"標準語"の中でも、まるで座敷牢のような人知れぬ場所で ひっそりと生き延びていましたね。「こわい」「よわい」等にゴザイマスをつけると、どうしても kowoo/yowoo gozaimasu 等になりますが、「を」の音価を o と決めたために、これらの wo は表記不可能でした。「ごっつぉーさん」に倣って「こうぉう」とでも書けば良いかと言うと、一方でスターウォーズやウォーキングは、「ウォ」と書いておきながら発音は頑固に u o o zu、u o o ki N gu と日本語化されていたので、下手をすると「こ・う・おー」と読まれかねません。ちなみにパソコンのキーボード上でウォは uxo と叩きますが、流石にウクソという音だと思う人はいないでしょうね。助詞「は」や「へ」も流石にha、heとは読まないでしょう。anataha dokohe ikimasuka では、本だけで日本語を覚えたガイジンみたいです。 和文通話表では「大阪のオ」と「尾張のヲ」と区別していましたが、読み方は owarino o でした。
久々にこの話題を思い出しました。1906年に出版されたAn Introductory Course to Japaneseには、「As a particle, ヲ retains its w sound. (助詞としては、ヲはそのw音を維持する)」とありました。どういうことでしょうか。そんな最近にできた現象じゃないということでしょうか🤔