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19~20世紀に活躍したフランスのガラス工芸師、ルネ・ラリック。彼の創り出す美しく斬新な“香水瓶”から曲想を得た作品です。元はサックスアンサンブルのために書かれたものですが、作曲者自ら吹奏楽として新たに書き直しました。曲はフレンチ・シャンソンの音楽スタイルに則った構成で、スウィングのリズムにのせて歌われます。パリの濃厚な空気感を纏う冒頭に、金管楽器によるビッグバンド風の伴奏が華やかなスウィング。中間部には軽やかなミュゼットを添えて。再びスウィングし高揚感を高めた後、残り香のような甘い雰囲気の中締めくくられます。冒頭のSlowly後は一定のテンポで展開しますが、作者の聴き手を飽きさせない演出が随所で光ります。ソロ楽器やミュートの有無など、アドリブ以外にも奏者に委ねられた箇所があるので、バンドの特色や感性を存分に引き出すことができる作品です。
大阪市立高津中学校吹奏楽部委嘱作品
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