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海上自衛隊の新型潜水艦「たいげい」の引渡式が9日、開催された。建造していた三菱重工業神戸造船所(神戸市兵庫区)で海上自衛隊への引渡式と自衛艦旗授与式が行われ、関係者に見送られながら出港した。
防衛省代表として中曽根康隆・防衛大臣政務官が出席、あいさつした。たいげいは令和2年10月に進水し、全長84m、全幅9.1m、深さ10.4m。乗員は約70人。
「おやしお」型(2750トン)、「そうりゅう」型(2950トン)に続く「たいげい」型の1番艦。「大きな鯨」が名称の由来という。就役により、防衛力を強化する潜水艦の22隻体制が整った。神奈川県の横須賀基地に配備される。
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