① 公衆の厠浄めりゃ風涼し 夏風も凍る氷河の口の出歯 ② 夏の風渡りゆく骨格の牛 アフリカのサバンナを堂々と闊歩する、ゴリっとした骨格の太い、気性も荒いという水牛を思い浮かべました。ムッとするような灼熱の夏風が渡りゆく中、群れをなしてゆったりとオアシスの方へ歩いている情景。 ③ 夏空に白い雲の群れ風に舞う ≫≫≫ わた雲を吸うて飲むかな夏の風 ④ 夏風を甘くしたのがコカコーラ 夏風の清々しさが飲み物になる発想が素敵でした。私だったらどんなドリンクが涼しいかな(コーラは苦手なんで😅)と思える楽しさも。私の場合は、ソーダ水とリンゴジュースのパンチとか、ミンツの葉っぱ🌿入りのジンジャーエールとか、冷やした(ミンツ入り)レモンティーかなー。🧋 でも一番気持ちいいのはやっぱりビール🍺(ノンアルコール!😎)。
@hitchhaiku575 Жыл бұрын
① 公衆の厠浄めりゃ風涼し 厠こそ、という一句です! 夏風も凍る氷河の口の出歯 比喩なのか実体験なのか。冷風と化すギャップが面白いです! ② 夏の風渡りゆく骨格の牛 私も、「痩せこけた」牛ではなく、良い体つきの牛だと読みました!夏の風をも渡っていけるほどの骨格、という解釈です。 ③ 夏空に白い雲の群れ風に舞う ≫≫≫ わた雲を吸うて飲むかな夏の風 そして積乱雲を産んでいく、というストーリーも読ませます! ④ 夏風を甘くしたのがコカコーラ 鑑賞していただきありがとうございます! 夏風を醸造したのが生ビール
① 夏風や師範の歩幅小さくなれり 北里有李 ② 夏の風渡りゆく骨格の牛 老いてしまったのか、病に侵されているのか、まるで骨格標本のように痩せさらばえてしまった牛。そんな牛に、皮肉にも生命の象徴たる季節の風が吹きます。次の季節が来るまで生命に満ち満ちた夏の風を渡っていこうとする気概が見えますが、実際に渡っているのは黄泉への道だったのかもしれません。 ③ 夏の風吹き抜ける町活気感じる →夏の風まだまだ死なぬわが町よ ④ NHK俳句に投句した俳句を見返すと、自分の未熟さを感じます。逆に言えば、成長しているわけです。まだまだこれからという感じがします。
@hitchhaiku575 Жыл бұрын
①夏風や師範の歩幅小さくなれり 北里有李 夏、自分の歩幅は自然と大きくなる。それに対してより小ささが強調される師範の歩幅といった鑑賞をしました。 ② 骨格の牛を独立させると骨格標本のような牛と読めますよね! 黄泉への道、なるほど! ③ 夏の風吹き抜ける町活気感じる→夏の風まだまだ死なぬわが町よ 活気などの言葉をあえて逆から表現する工夫、俳句作りに欠かせないですね!いかに平凡から脱するか。AI俳句の添削で考える・意識することかもしれません。 ④ >>NHK俳句に投句した俳句を見返すと、自分の未熟さを感じます。逆に言えば、成長しているわけです。まだまだこれからという感じがします。 私は投稿サボってたので投句するだけ偉いです!!