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新潟県長岡市の山古志地域で2018年に開かれた成人式。
「中越地震を経験したからこそ、今の山古志、今の私たちがあるのだと思います」と誓いの言葉を述べた、ひとりの男性がいました。坂牧颯人(さかまき・はやと)さんです。
あれから6年がたち、坂牧さんは中越エリアでただ1人という『プロの和太鼓奏者』になっていました。
10月23日で中越地震の発生から20年を迎えます。
「2004年の中越地震がなかったら、今の自分はいない…」坂牧さんがそう話すわけと、演奏に込める思いを取材しました。