Рет қаралды 1,133
【研究紹介】H22信州大学放送公開講座_第2回 鈴木啓助 教授「雪が織りなす物語」www.shinshu-u.a...
平成23年1月22日から2月26日まで、SBC信越放送にて放送されました、第12回信州大学放送公開講座をお届けします。第2回の担当講師は、理学部・山岳科学総合研究所所長 鈴木啓助教授 です。(映像制作・提供 SBC信越放送)
雪は真っ白でとても綺麗です。「雪は天から送られた手紙である」と言われる ように、降ってくる雪には大気中の様々な情報が含まれています。雪に 含まれる塩分濃度や酸性物質濃度は、降るたびに高かったり低かったりします。地上に降り積もっている間にも様々なことがありますが、春先になって 雪が融ける時には大きなドラマが待っています。降ってくる雪も酸性のことが多いのですが、融雪水は降ってきた時よりもさらに強い酸性になるので す。この影響は春先の渓流水のpHにも現れます。また、降り積もっている雪から情報を取り出すことによって、山の上ではいつ、どのくらいの雪が降っているのかを見積もることもできます。雪が織りなす物語を読み解いていきましょう。