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いま、伊豆の東海岸ではイワシが過去にないほどの豊漁となっていて、漁業関係者が活気づいています。
<石川鮮魚店 石川ルリ子さん>「いま伊東でイワシがたくさん獲れてるので、イワシがおすすめです」
伊東市内の鮮魚店です。店には新鮮なイワシの刺身やたたきなどがたくさん並んでいます。
<神谷修二記者>「これだけ入っていくらですか?250円。安いですね」
<買い物客>「脂がのっていておいしいということで、(これ何にしますか?)お刺身と干物」
<石川鮮魚店 石川ルリ子さん>「普段こんなに獲れないんで、あと脂があるので焼いても煮ても刺身でも、何にしてもおいしいので人気があります。おまちどうさまでした、ありがとうございます」
イワシはいったいどれぐらい獲れているのか。水揚げに同行しました。伊東市富戸の沖合、300mに設置してある定置網です。
<漁師>「魚が湧いている」
<神谷修二記者>「海が盛り上がっています。すべて魚です。すごい数がいます」
<漁師>「マイワシとマサバです。いっぱいいるよね。うまいよ。積みきれない」
定置網には1月12日ごろからイワシとサバが入り込み、豊漁は1週間以上続いているということです。
<神谷修二記者>「網が重そうです。入りきらずにはみ出しています」
<城ケ崎海岸富戸定置網 秋元正樹漁労長>「ここまで多いのはあまりないですね。まだまだ1週間ぐらい続くんじゃないですか。うれしいですよね」
伊東の港には、東伊豆沿岸で定置網漁をする船が集まってきます。どの漁場も豊漁だといいます。
<漁師>「毎日っすよ」
市場では関西方面に出荷するイワシの箱詰め作業に追われていていました。
<仲卸業者>「ありがたいことですよ。去年なかったから、これで生き返るんじゃないかな。昔はとれたんだよ。ここ10年くらい少なかったから。珍しいよ、今年はこんなに。活気が出てくる。続いてくれればいいけどね」
定置網漁業協会の調べでは、いとう漁協全体で24日までに1月としては過去最高の640トンが水揚げされたということです。県の海洋技術研究所によりますと、イワシは近年増加傾向にあるといいます。特にこの時期は産卵のために南下してくることも重なり、群れが定置網に入り込んでいるのではという見方です。この盛り上がりは、もう少し続くとみられ、関係者は脂ののった美味しいイワシを味わってほしいと話していました。
#おれんじ #オレンジ6 1月25日放送