宴会の需要激減 ６７年親しまれたクーポール会館閉館へ（静岡県）

新型コロナによる自粛は、７０年近く親しまれてきた宴会場にも影響が及びました。静岡市中心部にある「クーポール会館」は、経営悪化を理由に８月末に閉館することを決めました。
　ＪＲ静岡駅からほど近い静岡市葵区紺屋町のクーポール会館は１９５４年に創業し、宴会場や結婚式場として多くの人に愛されてきました。新型コロナウイルスの感染拡大によって宴会などの需要が激減し、厳しい経営状況が続いているため、８月３１日をもって閉館することを決めたということです。クーポールがある紺屋町名店街の服部理事長は、長引くコロナの影響を懸念しています。
＜静岡紺屋町名店街　服部功理事長＞「いろんなお店があってにぎやかにやっているところが商店街なので、とっても寂しい。大変だと思います、我々としてはお店を閉めてしまったり、撤退しないようなんとか繋ぎ止めたい」
　クーポールの閉館以降の建物や土地の活用方法については未定だということです。
＃オレンジ６　６月２９日放送