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ツヨシが釧路市動物園に旅立つ3日前。
ツヨシを見ていた女性がツヨシに【上へ行ってごらん】と言ったら上へ行き、【ツヨシボールは?ボールはどこいったの?】と言ったらちゃんと下まで降りて、【あったかい?】と言ったら見つけて、今度は【上行って上】と言ったらちゃんとボールを咥えて上に登ってきました。
更にボールが落ちてしまったため、【ちゃんとつかんで】と言ったら、ちゃんと口から離れないくらい咥えて運び、まるで言葉がわかるように見えました。
その女性が【元気でね】【釧路で可愛がってもらうんだよ】という言葉にうるっとしてしまいました。
ツヨシが真っ白で、微笑んでいるように見えたこの日の夕暮れにさしかかる時、静かで穏やかなひとときを忘れることができません。
この日から17年半後にツヨシは虹の橋を渡りました。
突然のことで胸が痛みます。
まだまだ長生きしてくれると信じていました。
ホッキョクグマの可愛さを教えてくれたツヨシに感謝の気持ちでいっぱいです。
円山でツヨシを見てきた10ヶ月は大切な思い出です。