Рет қаралды 372
ご講師は藤本智彰師(光専寺:兵庫県)です。
ご讃題
(ご法話の冒頭に述べる聖句の引用。このご法話全体のテーマ)
憶念弥陀仏本願
自然即時入必定
唯能常称如来号
応報大悲弘誓恩
(書き下し文
弥陀仏の本願を憶念すれば、
自然に即のとき必定に入る。
ただよくつねに如来の号を称して、
大悲弘誓の恩を報ずべしといへり。)
親鸞作『顕浄土真実教行証文類』「正信念仏偈」(「行文類」所収)
龍樹菩薩(ナーガールジュナ。大乗仏教の大成者)をほめたたえる部分。
ご讃題の意味に沿って、全体的には
「阿弥陀仏によって信心をめぐまれ、お浄土に往くことが自然(じねん)に決定するわたしたちは、ただ「南無阿弥陀仏」ととなえ、阿弥陀仏のご恩を感じながら、このよろこびを自分で終わらせず、ご縁の人へ、次の世代へと、ひきついでいけたら良いですよね。」
という内容のご法話でした。
学校で先生をなさっていて子どもと交流した中からの気づきや、友人や先生からもたらされたよろこびなどを交え、説明したり味わったりしてくださいました。
ちょっと暑い日で、汗をふきふき、熱のこもった、それでいて冷静なおとりつぎでした。
ありがとうございました。