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銚子電気鉄道では、愛媛・伊予鉄道の800系電車(もと京王2010系)を譲り受け、新たに2000形電車としての運行を開始しました。2000形は昨年秋に船舶輸送にて銚子電鉄へ納入されていたのですが、この日にようやく営業運転が始まったものです。
2000形は銚子方からデハ2000-クハ2500の2両編成2本で、銚子電鉄初の空調搭載車です。車両自体は1962(昭和37)年に製造されたものですが、古さはあまり感じず、これまでの銚子電鉄のイメージを大きく覆す、まさに衝撃的な「新車」といえます。
これと引換えに、旧型電車の700形・800形(計3両)が引退となります。この日の日中は2002編成とデハ801が営業運用に入り、銚子電鉄唯一の交換駅である笠上黒生(かさがみくろはえ)駅で、新型車両と引退車両、両者の顔合わせが見られました。とくにデハ801は、もと伊予鉄道のモハ106であり、同じ鉄道会社からやって来た車両に置換えられる・・ということになります。
銚子電鉄は経営難に陥り「電車の修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」というメッセージを発進したのが2006年11月、それから4年が経過し「ぬれ煎餅」購入など各方面からの支援を得て、新車導入を実現したのはさすがです。厳しい経営状態なのは相変わらずのようですが、銚子電鉄にはこれからも頑張ってほしいと思います。
2010.7.24
※途中から0.5秒程度の音ズレが発生していますが、ご容赦ください。