★ヤマハGTシリーズのベースとなったレコードプレーヤー【 YP-D7】 The record player that became the basis of the Yamaha GT series

・YAMAHA YP-D7
・当時価格：￥58,000－
ヤマハの人気レコードプレーヤーのGTシリーズの前身ともいえるプレーヤーです。
積層キャビネットの持つ質感が最高です。
この値段からは想像できない高級感があります。
まだクォーツになる前の機種なのでターンテーブルの回りにごついストロボスコープがついており、洗練されたヤマハのイメージを崩していますね。
このプレーヤーはハードオフで、点検整備済みの保証付きを購入しました。
見た目も綺麗で良いモノでした。
購入価格は14,700円でした。
・ Price at that time: ¥ 58,000-
This player can be said to be the predecessor of Yamaha's popular record player GT series.
The texture of the laminated cabinet is the best.
There is a sense of luxury that can not be imagined from this price.
Since it was a model before it became quartz, it had a stroboscope around the turntable, which ruined Yamaha's image of refinement.
This player was purchased hard-off, serviced and under warranty.
It looked nice and was a good item.
The purchase price was 14,700 yen.
●解　説
正確な回転と高感度と有害振動の遮断性という3つのポイントを重視して開発されたダイレクトドライブプレイヤー。
駆動部には1kg・cmの起動トルクを持つDCホールモーターを採用しています。
さらに新開発のFG(周波数制御)サーボ回路の採用する事でサーボ回路の精度と応答速度を高め、動的な負荷変動に対しても素早いレスポンスを得ています。
ターンテーブルには、鋳型の段階から正確にダイナミックバランスをとった30cmアルミダイキャスト製ターンテーブルを採用しています。
このターンテーブルは外周の厚さを多くとる事でゴムシートを含めた慣性質量は270kg・cm2を実現しています。
電源部は、800mAの出力電流が流れても24Vの電圧を維持する定電圧フィードバック回路付の電源回路を採用しています。
トーンアームには新設計されたものを採用したアルミ製S字型パイプアームを採用しています。このアームのパイプ中には特殊充填材を詰め込まれており、パイプの共振による音質劣化を防いでいます。
また、高感度を実現するためジンバルサポート方式は回転軸を垂直・水平動のための二重構造としており、ピボットで正確に保持する事で高い感度を実現しています。さらにピボットには高硬度で接触の滑らかなクロムモリブデン鋼を十分に研磨仕上げしたものを採用しており、保持能力の高精度化と耐久性向上を実現し、水平・垂直方向ともに3mgという初動感度を示す高感度を得ています。
インサイドフォースキャンセラにはカウンタウェイト方式を採用しており、針圧に応じて微細な調整が可能です。また、キューイングレバーはオイルダンプ方式を採用しています。
配線材には極めて細くしなやかな特殊リード線を使用しており、アームの高感度化を妨げないよう配慮がされています。
ヘッドシェルにはマグネシウム素材を採用することで軽量化を図っています。マグネシウムのヤング率はアルミの60%ですが、軽い分だけ肉厚化が可能となり、アルミニウムの1.5倍の高剛性を実現しています。
6mmストロークのエレベーションリング回転式アームハイト調整機構を搭載しており、市販カートリッジの殆どに対応しています。
この機構はタイトロック式なため、調整後は点ではなく面で固定し、振動に強い構造となっています。
キャビネットはNS-690IIの素材と同じ針葉樹系高密度パーティクルボードを積層した構造となっています。
また、アームスタンド・アームベースは1kgの亜鉛ダイキャスト製でアームの根元からしっかり固定しています。
インシュレーターには新しい材質で二重構造のものを採用しています。
ダストカバーにはアクリルスチロール製のものを採用しています。
●機種の定格
型式 レコードプレイヤー
・ターンテーブル部
モーター 12極24スロットFGサーボDCホールモーター
駆動方式 ダイレクトドライブ
ターンテーブル 30cmアルミダイキャスト、1.6kg
ワウフラッター(WRMS) 0.03%以下
SN比 62dB以上
回転数調整 ±3%
回転数 33 1/3、45rpm
・トーンアーム部
トーンアーム S字型スタティックバランスジンバルサポートアーム
アーム実効長 232mm
オーバーハング 16.0mm
アームスタンド・ベース 亜鉛ダイキャスト製 1kg
アームエレベーション ±3mm
アンチスケータ ローラストリングカウンタウェイト方式
アームリフタ オイルダンプ方式
ヘッドシェル マグネシウムダイキャスト製、11g
取付カートリッジ自重範囲 2g～16g
・ボディ部
ボディ形式 ソリッドボード
ボディ材質 高密度針葉樹系パーティクルボード
仕上げ 黒塗装
ダストカバー アクリルスチロール樹脂製
ヒンジ フリーストップ着脱可能
インシュレーター 高さ調整可能2段式
・総合
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 5W
外形寸法 幅470x高さ155x奥行378mm
重量 14kg
・・・from audio helitage

[@eiyasah]

アナログなサウンドがいいですね❣️動作確認は安心でしたね。仕上げが美しいですね。👍

[@SUKUPIN]

こんこんさん、ご視聴ありがとうございました♬ これは「ヤマハビューティー」の走りの頃の製品で憧れの対象でした。

[@cuirina6747]

高校受験で合格祝いに買ってもらったモデルです。クリーニングで力を入れすぎ回転軸が傾いたのが思い出です。

[@SUKUPIN]

ご視聴いただきありがとうございました。 回転軸が傾くパワーはスゴイです！

[@user-jh2hc8gv5l]

漂亮

[@SUKUPIN]

Thank you for watching my video.

[@user-pl3ze5mz2h]

いつも楽しく拝見させていただいております。 このモデルの一つ前の「YP-D51」を持っています。おそらくこちらがよりGTシリーズの元祖ではないかと思います。 アーム作りはこちらの方がもっとそっくりです（もちろんYP-D7がダメというわけではありませんよ） 友人のGT-2000も持病のアルミダイカストの割れが発生しているようです。 が、D51のアームは製造方法の違いなのか割れは発生しません。モーターが破損していましたので、アームのみ取り出してあります。 将来はDENONのDP-67のアーム無しがあるのでそちらに移植してみようかと思います。

[@SUKUPIN]

ご視聴いただきありがとうございました。 ヤマハのレコードプレーヤーはその時代でユニークなものが出ていましたね。 GTシリーズは一世を風靡しましたが、私はまだ一度も使ったことがありません。 高過ぎますね・・・💦 最初期の頃のPX-1,PX-2に興味があり入手しましたが、ちょっと凝り過ぎの感がありました。 D51は使ったことがあります。 とても使い勝手が良かったです。

[@takamasaikui2507]

私も同じプレイヤーを持っていますが、高音域が出ません原因は何でしょうか？

[@SUKUPIN]

ご視聴いただきありがとうございました。 YP-D7お使いですか。 高音域が出ないとのことですが、原因は色々考えられますが、プレーヤー自体は 問題なさそうな感じです。 アンプ・カートリッジの調整で治るかも知れませんね。

[@pokppokp5563]

仕上げにスプレーしている液体を教えていただけませんか?

[@SUKUPIN]

ご視聴ありがとうございました♬ 仕上げのスプレーはKUREのポリメイトを使っています。他にアーマオールとか車のダッシュボードなどに使う保護艶出しなどもいいと思います。

[@pokppokp5563]

@@SUKUPIN ありがとうございます。いつもたのしみにみています。