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1974年1月に閉山した長崎市沖の端島(通称・軍艦島)にあった端島炭坑。上質な石炭が採掘されたため、島は埋め立てを繰り返して拡張され、鉄筋コンクリートの高層住宅が次々と建てられた。炭鉱で働く人や家族ら5000人以上が暮らし、一時は日本一の人口密度を誇ったが、閉山後は無人の島だ。2015年に世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして登録され、近年は上陸ツアーなども人気を集めている。今回、長崎市に特別に許可をもらい、ドローンで撮影したほか、立ち入りが禁止された区域などで撮影を行った。グラバー園近くにある「軍艦島デジタルミュージアム」の様子も紹介する=西部本社写真部 長野浩一、東京本社写真部 帖地洸平、上甲鉄撮影 2024年12月16日公開
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