自動火災報知設備と火災通報装置の連動（火災通報装置連動停止スイッチ箱）① fire alarm equipment ～小林消防設備 福岡県豊前市 全類消防設備士 第二種電気工事士 経営学修士～

福岡県豊前市の小林消防設備　全類消防設備士　第二種電気工事士　小林寮一です。
甲種4類消防設備士 第二種電気工事士の小林寮一が施工した火災通報装置連動停止スイッチ箱・自動火災報知設備・火災通報装置の連動システムを使って、その動きについて確認していきます。
赤ランプ消灯の状態が連動の状態で、この場合、自動火災報知設備と火災通報装置は連動しています。
赤ランプ点灯の状態が非連動の状態で、この場合、自動火災報知設備と火災通報装置の連動は遮断されています。
受信機で火災試験を行い自動火災報知設備を発報させ、火災通報装置連動停止スイッチ箱で非連動・連動にして、連動先である火災通報装置の動きの違いについて確認していきます。
通常の監視状態は火災通報装置連動停止スイッチ箱の赤ランプ消灯（連動）ですが、消防設備点検時や非火災報（誤報）時などの際には、火災通報装置連動停止スイッチ箱のスイッチを押して赤ランプ点灯状態（非連動）にすれば、自動火災報知設備からの火災信号を受けても火災通報装置は連動起動しません。
赤ランプ点灯の非連動の状態は、上記のような限定的な場合に限られます。
日常点検で、赤ランプ消灯の連動状態になっていることを常にご確認下さい。
自力避難困難な方々が入居されている特別養護老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・グループホーム等（消防法上の用途：6項‐ロ1）では、自動火災報知設備と火災通報装置の連動が義務化されています。
火災通報装置連動停止スイッチを入れる場合、改造工事に該当し、着工届から届出が必要です（着工届・設置届・試験結果報告書・消防検査が必要）。
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