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《⽵コンクリート⿂礁の概要》
⽵林⾯積は年々拡⼤傾向にあり、早急な対策が必要です。⽵林整備により伐採された⽵を有効利⽤することは、⽵林の拡⼤と森林の荒廃防⽌の観点からも重要であり、更に、伐採された⽵を⿂礁として有効活⽤することは漁場の整備にもつながります。
⼭⼝県の⽵林⾯積は、⿅児島、⼤分に次いで国内第3位の広さを有し、全国の⽵林⾯積の半分以上を九州と⼭⼝県が占めています。近年、⼭⼝県柳井市においても、1981年に264haであった⽵林が2000年には572haにまで拡⼤しています。(林野庁H19.3まとめ)
⽵コンクリート⿂礁は、近年、著しく増加し続ける⽵林⾯積とそれにともなう森林の荒廃に着目し、環境保全の⽴場から、⽵林整備により伐採された⽵の有効活⽤を目的とした製品です。伐採された⽵を有効利⽤することで森林荒廃の防⽌と近海漁場の整備の双⽅に配慮した製品となっていま
す。(意匠登録 第1227339号,特許登録 第5190639号)
《⽵コンクリート⿂礁の特⻑》
有機質である⽵を利⽤しているため、⼀般のコンクリート⿂礁に⽐べ藻類等の付着が早く、集⿂効果をより⼀層⾼めることが可能です。
⽵の内部に鉄筋を通しモルタルを充填することで、⽵が腐⾷した後もコンクリート⿂礁としての機能を維持できる構造となっています。
直径の⼤きな孟宗⽵を使⽤し、中空部に鉄筋を挿⼊し流動モルタルを充填することで、耐久性と強度を向上させています。(特許登録 第5190639号)
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