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<正調 竹田の子守唄> 日本民謡
この子よう泣く守りをばいじる
守りも一日やせるやら
ねんねしてくれ背中(せな)の上で
守りも楽なし子も楽な
ねんねしてくれ おやすみなされ
親の御飯(おめし)がすむまでは
ないてくれよな背中(せな)の上で
守りがどんなと思われる
この子よう泣く守りしょというたか
泣かぬ子でさえ守りやいやや
寺の坊さん根性が悪い
守り子いなして門しめる
守りが憎いとて破れ傘きせて
かわいがる子に雨やかかる
来いよ来いよと こま物売りに
来たら見もする買いもする
久世(くぜ)の大根めし吉祥(きっちょ)の菜めし
またも竹田の もんば飯
足が冷たい足袋買うておくれ
お父さん(とうはん)帰ったら買うてはかす
カラス鳴く声わしゃ気にかかる
お父さん(とうはん)病気で寝てござる
盆がきたかて 正月が来たて
難儀な親もちゃうれしない
見ても見飽きぬ お月とお日と
立てた鏡と わが親と
早よもいにたい あの在所こえて
向こうに見えるは 親のうち
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『塩掬び』第2弾は14番まである<正調・竹田の子守唄>。赤い鳥の歌ったものが有名ですが、竹田の子守唄は京都の伏見地区発祥の「守り子」の歌です。日本女性の最初の労働歌として知られています。被差別部落の娘たちが、職業差別を受けたために女工として工場での就労が出来ずに、当時の内職である守り子の歴史を積み重ねてできた子守唄を語りついできたものとされます。
あいみの優しい声で表現する、民謡という名のサイケデリック。どうぞ繰り返して聴いてくださいね。