長崎・諫早の干拓地にツルが飛来 飛来地の一極集中に危機感

「冬の使者」ツルの飛来が始まった。長崎県諫早市の干拓地でもツルが餌を探す様子が見られた。国内のツルは鹿児島県の出水市に一極集中している。もし、伝染病が流行すれば種の存続が危ぶまれるような事態も考えられる。「自分たちにできることはないか」という思いで空を見上げる人たちがいる。「ツルが飛んできています。見ていきませんか」。諫早市森山町の干拓地にある宮下農園では、代表の宮下清次郎さんは今年から始めたトマト狩りにやってきた客にこう声をかける。
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