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真っ白な雪のアルプスを歩いてみたい。
でもそれは、とても大変なことですね。
雪に閉ざされた冬のアルプスは、人を寄せつけない氷の世界になっています。
しかし、その世界はあまりにも美しい、まさに神々の領域のようです。
そんな世界の入り口を少し覗かせてもらおうと、北アルプスの八方尾根にやって来ました。
八方尾根は白馬連峰の唐松岳から延びる尾根です。
四方八方に尾根があることから「八方尾根」と呼ばれるようになったそうです。
そこには「八方池」という美しい池があり、そこまでであれば比較的優しいコースになるようです。
今季の冬は暖かく、まだ雪はそれほど深くないとのこと。
この日は晴天の予報で、「てんきとくらす」もA(穏やか)判定。
これはチャンスと思い、喜んで長野県白馬村に向かいました。
ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、出発地点となる八方池山荘までやって来ました。
空は雲一つない青空です。
素晴らしい。
でも風は・・・暴風です・・
時折、小さな竜巻が発生して雪が顔に当たって、ちょっと痛いです。
もはや台風のような状態で登りましたが、ツラい状況になって来ました。
ですが雪の北アルプスを見て歩けたこと。
一番の目的は達成できました。
もう撤退します。
下山後に上のほうのリフトは強風のため運休になるとのアナウンスが聞こえて来ました。
もちろん下山される方は乗せてもらえると思いますが、この日登られた方は大変だったと思います(多くの方はバックカントリーだったので滑って下りたのかな)。
何はともあれ、無事に下山出来て良かったです。
それにしても、やっぱり凄い景色やったなぁ( ´ ▽ ` )
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