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5月に引退を表明した将棋の中座真八段(54)が19日、現役最終対局に臨みました。東京都渋谷区の将棋会館で指された第37期竜王戦(読売新聞社主催)ランキング戦4組で野月浩貴八段(50)に104手で敗れ、28年間の棋士生活に別れを告げました。
終局後のインタビューの模様をお届けします。局後、中座八段は「懐かしい8五飛を指されて、さすがにうまいなあと思いました。久しぶりに指して楽しかったです。8五飛は何度も言われるので、将棋人生の大きな一部だったのかなと思います。野月さんのおかげですね」と笑顔で語りました。
野月八段は涙を浮かべ「8五飛で教わってみようと思って指したんですけど、けっこう結論が出なくて。でも……それが楽しかったです。子供の頃からすごくお世話になって、目標としている先輩なので、一生懸命指そうと思いました」と振り返りました。
詳しくは…
一枚の写真から始まった宿命の新戦法 引退する中座さんと僕の最終戦
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