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労働者の街で40年以上続く、「詩集」があります。「労働者」と、「詩」そして「警察」。この奇妙な交わりを紐解くと、あまり知られていない西成の姿が見えてきました。自動販売機に賞味期限切れのものがあったり、朝からお酒が出てくる「モーニング」があったり、いろいろと他の街とは違います。1961年、西成で初めて起きた暴動。きっかけは、派出所の前で、1人の日雇い労働者がタクシーにはねられ、死亡した事故。「救護活動が遅れ、見殺しにされた」と労働者たちが騒ぎ出し、通りかかったタクシーをひっくり返して焼いたほか、派出所を焼き討ちに。警察と、暴徒と化した群衆との争いはし烈を極め、警察官含む1000人近くが負傷し、1人が死亡。
およそ200人が検挙。戦後最大の大暴動でした。警察と労働者が歩み寄ろうと1975年に始まったのが、西成警察署の詩集作り。詩に寄せた人生の言葉とは。