Zoomで読書会第６回「聖書とLGBTQ」

ファミリー・フォーラム・ジャパンが発行した「聖書とLGBTQ」の読書会を行いました。
LGBTQはどのような歴史的流れの中で出てきたのか、LGBTQの問題を聖書的にどのように理解すればよいか、教会にLGBTQの方が来られたらどのように対応すればよいか、などについて学ぶことができます。
講師：森田晋次（広島平和教会　伝道師）
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[@水面映]

クリスチャンです。 最近、いろいろなKZbinチャンネルを拝見していて、「LGBTQ」が聖書的な課題であることを知りました。 お話しになっていることに関して、聖書的に秩序だった反対意見があるわけではありません。 ただ、基本的なスタンスの部分で、すんなり腑に落ちないところがあり、 コメントしようと思いました。 聖書的に言えば、「LGBTQ」の人たちは、同性愛者というで、 「罪」のもとにあることになるのだと思います。 パウロもそう書いているのですから、聖書的にはそうなるのでしょう。 だからと言って、彼らを排除せず、受け入れたうえで、 いわゆる「更生」を促していくのが、教会の働きなのだということになるのでしょうか。 「LGBTQ」の背景についても、考察されており、もっともと思われるのですが、 やはり、どうも納得がいかない部分があるのです。 というのは、このような聖書の捉え方は、まず、「パリサイ派」的なのではないかと思えるのです。 ひとつ確認したいことは、 「LGBTQ」の人たちのあり方は、「不品行」なあり方なのでしょうか？ 愛する人と共にいることを望むこと自体は、「異性愛者」と仮に同じだとすれば、 彼らのいったいどこが「不品行」なのでしょうか。 例えば、彼らが自ら異性愛者に「なりたい」と祈らないときにも、 「同性愛者」として、自分らしく生きたいと神に祈ったとしても、 それはやはり「罪」であるから、神はその祈りを聞かれないということになるのでしょうか。 書いていて、自分の中で少しずつ整理されてきました。 「丈夫な人には医者はいらない。わたしが来たのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」と言われたイエス・キリストに対して、「異性愛者」を義人とし、「同性愛者」を罪人として区別して、 結果、キリストから離れてしまっているのではないか。 それが、僕からのこの問題についての問いかけです。

[@h-heiwa-ch]

コメントありがとうございます！ ご質問に対する直接的なお答えになっていないかも知れませんが、ご指摘頂いた点を踏まえて、LGBTQ問題についての私（森田晋次）個人の意見を書かせて頂きます。 LGBTQは確かに聖書的に罪ですが、それは他の様々な罪と同様です。 異性愛者であっても、同性愛者であっても、私たちは同じ罪人です。 重要なことは、罪を罪として認識しているかどうかがだと思います。 この点、本書で説明されていたように、18世紀に主流となった啓蒙思想から始まる人間中心主義の流れの中で、LGBTQを罪だと認識しない風潮が世の中で生まれています。 このような世の中にあって、LGBTQを罪だと認識しないまま受け入れてしまうことは問題だと思います。 イエス・キリストは、罪は憎まれますが、罪人は愛しておられます。 この点、私たちキリスト者も同様です。 ですので、LGBTQの人々は愛すべき方々ですが、LGBTQであることに何ら罪意識がないとすれば、それは神様の創造の秩序に反した状態に留まることになるため、改善される必要があると思います。 ですので、聖書を学ぶことを通して、まずLGBTQは罪であることを知り、認め、そして、神様が創造された秩序に従って生きることができるように祈り求めていくことが大切だと思います。 そのサポートをするのが、教会である私たちキリスト者に必要な働きなのではないかと思います。