Пікірлер
@sengous9211
@sengous9211 5 ай бұрын
動画内の解き方は分かったのですが、イノシトールにキラル中心はあるのでしょうか?一見無さそうに見えます。 とりあえず対称面をもたず鏡合わせの関係であればキラルという風に考えてよろしいでしょうか?
@satoru_science
@satoru_science 5 ай бұрын
イノシトールの立体異性体1〜5は、各々が複数のキラル中心をもっています。 今回の場合、キラル中心は不斉炭素原子のことを意味します。 1,2,3,5は、不斉炭素原子を複数個もつにもかかわらず、分子内に対称面が存在するため、それらがもつ性質が打ち消し合ってアキラルな化合物になるというわけです(いわゆる「メソ化合物(メソ体)」です)。
@satoru_science
@satoru_science 5 ай бұрын
対称面の有無で考えると、複雑な構造が出題された際にキラルかどうかの判断が難しくなるので、「元の構造と、それを鏡に映した構造が重なり合わなければキラル」と考えるとよろしいかと思います。
@sengous9211
@sengous9211 5 ай бұрын
@@satoru_science なるほど!対称面の有無でメソ体かどうかは分かりました! しかしキラル中心(不斉中心)というのは、「炭素に結合している四つの分子が全て異なるもの」という風に定義されています。そこで各々の炭素が不斉中心を持っていないように思えます…。 炭素周りの四つ全て異なる分子なのかどうかの判別がつかず、そこを教えていただきたいです!何度もすいません!
@satoru_science
@satoru_science 5 ай бұрын
@@sengous9211 炭素原子に結合している4つの置換基を考えます。それらの置換基上に存在する不斉炭素原子の立体配置だけが異なっている場合があります。その違いも反映され、別の置換基として識別されます。
@sengous9211
@sengous9211 5 ай бұрын
@@satoru_science そうなんですね!立体配置の違いがあれば、キラル中心になり得る事は知りませんでした!ありがとうございます!!
@モモンラクダ
@モモンラクダ Жыл бұрын
とても分かりやすかった!! この動画に出会えて本当に良かった😭
@なのかまの
@なのかまの 2 жыл бұрын
分かりやすいです!ありがとうございました!
@とーさー-d1r
@とーさー-d1r 4 жыл бұрын
3番の答えなんですが、構造上に不斉炭素原子が1つだけの場合は、D体とL体はエナンチオマーの関係という解釈でよろしいですか?
@satoru_science
@satoru_science 4 жыл бұрын
不斉炭素原子を2つもっているイソロイシンやトレオニンも、D体とL体はエナンチオマーの関係にあります。 ちなみに、ジアステレオマーは各々、アロイソロイシン、アロトレオニンと呼びます[cf.ボルハルト・ショアー現代有機化学(下)26章]。 また、D糖とL糖もエナンチオマーの関係にあります[cf.マクマリー有機化学(下)25章]。
@satoru_science
@satoru_science 4 жыл бұрын
ただ、DL表記法は、化合物をFisher投影式で書いたのち、ある1つの不斉炭素原子の情報からD体かL体かを決めているだけです。 その他の不斉炭素原子の立体配置は考慮していません。 そのため、この世界の全ての化合物のD体とL体が絶対にエナンチオマーの関係にあるのか……と聞かれたら、答えに窮するというのが実際のところです(ジアステレオマーには、アロイソロイシンやアロトレオニンのように別名を付けていると思いますけどね)。
@ぽんぱんだぱん
@ぽんぱんだぱん 4 жыл бұрын
わかりやすいですありがとうございます!
@satoru_science
@satoru_science 4 жыл бұрын
こちらこそ、コメントありがとうございます!