「10段階で10の厳しい訓練」猛暑の中、火災現場へ乗り込む！消防学生が挑む厳しい訓練にアナウンサーが密着

アナウンサーの体験リポート
猛暑日の26日、田名網アナが訪れたのは消防学校。1人前の消防士を目指して成長していく学生達の「厳しい訓練」の現場を取材しました。消防学生「一番きつかったと思います」
「隊員も限界の体力の中でやっているので、そこが一番きつい」－－今日はどれくらい厳しい訓練？串下彰一 教官「10段階で言ったら10。この暑さに耐えうる訓練になりましたので
相当厳しい訓練になったと思います」消防士を目指して県内11の消防本部に今年採用された55人が、半年間にわたり厳しい訓練を受ける消防学校。今年4月から訓練を積んできた学生たちは実際の火災現場を想定した訓練に挑みました。江島利治 教官「今日は限界を知ってもらう訓練になる！消防は季節を問わず、求めに応じて出動しなければならない。今日は限界を知ってもらう訓練になると思う。しっかり気を引き締めてやるぞ！」田名網アナ「手元の温度計は40度を超えています。学生たちはこの20kgの装備を付けて火の元に向かっていきます」訓練は、2階建ての建物の1階から火が出て逃げ遅れた人が複数いるという設定で行われました。消防学生「大丈夫ですか！意識なし！要救助者情報言うよ！30代男性意識無し！」すぐさまロープを使って地面に下ろします。串下教官「熊本県民だぞ！人形じゃないんだからな！しっかり声かけろよ！」続いて、火元と思われる1階での救助です。扉の温度を手で確認してから…学生たちが火元へ突入です。田名網アナも同行しました。「何も見えません。真っ暗です。真っ暗な中で救助が行われています。ここで炎が一気に上がりました。かなりの熱を感じます。あつい！」無事救助する事ができました。田名網アナ「この中で作業を30分～1時間するのは、かなり過酷な訓練だなと感じました」1人前になるために。消防学生たちの厳しい訓練はまだまだ続きます。消防学生「暑さの中も乗り越えられる体力を今のうちに作る必要があるなと感じました」
「自分のきつさを乗り越えて要救助者を助ける事がこれからの消防人生で大事になるのかなと思います」
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