10分で『修証義』第4章第22節

[@user-cj6qv4m]

お話を聞いていて愛語はその時だけ優しい言葉を使う、ではなく、その奥にはいつも慈しみの心を大切に持ち続けていて、会ってお話する時、別の場面で話をする時も、心の中の慈愛の気持ちをもって愛語が出てくるよう、愛語の奥には慈愛の心をたくわえていられることが大事だなぁと思いました。生活の中の慈愛の心がないと、うわべだけの愛語になってしまうんですね。些細なことにも感謝の気持ちを持つことから始めようと思います。 大切なことを学んでいるようです。いつもありがとうございます。

[@user-cj6qv4m]

慈愛の心を起こし顧愛の語を施す。何度聴いても心に温かいものが残る一節です。この慈愛のこころというのは、ただ優しいとかでなくて心の中で育ててきた誰に対しても自然に働くような優しさではないかと想像しています。慈愛の心が溢れるように施される愛語というのもきっと心の中がまっさらで慈愛の心をを優しく包んで出てくるような、そういう愛語をもてる人になりたいなと思 いました。 慈愛のことが気になって、修証儀と法話を聞いていたら、もしかしたら修証義の意味と違った方向にいってしまったかもしれません。 それてしまったときは修証義のほうに引き戻して頂けると嬉しいです。

[@sotozenkanri]

（現代語訳）二つめの「愛語」とは、慈悲、慈愛の心を持ち、愛情豊かな言葉ですべての人たちに語りかけることです。それは自分の子どもを愛する親の心と同じようなもの。自然とあふれる慈愛の心が言葉となって現れたとき、善き行いをする人へは讃え、悪しき行いをする人へは、気の毒に思って憐れむべきでしょう。怨みに思う相手の怒りを鎮め、関係を仲睦まじくしていくことも、慈愛の言葉が根本となります。愛語に接することで、どのような人も心楽しくなり笑顔が浮かびます。人づてに愛語を耳にすれば、その感激はさらに深く、肝に銘じ、心に刻んで忘れることはありません。愛語はこの世界のありようをも転回させる力があるのです。