星野監督時代は振るわなかった今ちゃんを岡田さんは当時二軍監督として温かく包み込み、2005年シーズンでは「先頭打者初球本塁打」を量産する恐怖の一番打者に仕立てあげた。 だが当時はまだまだ投高打低傾向が否めず、パの覇者にはその差をまざまざと見せつけられた。SNSで「33-4」をネタに散々いじりまくられた屈辱の年から18年。途中、和田監督時代に一度2位からのCS下克上で日本シリーズの舞台に立ち1勝も上げたがやはり壁は厚かった。 再び岡田監督が就任して、しかもここ数回は「就任2年目だけ好調」なるジンクスがあったがそれも破ってのぶっちぎり。今ちゃんはバッティングコーチになり、過去の教訓を胸に初めてセの覇者としてCSを迎える。日本シリーズに向かうには2位 vs 3位のファーストステージを勝ち抜いて来た所と当たって3勝を先取しなければならない(アドバンテージの1勝がある為。ファーストステージ勝ち抜きの方は4勝必須)。あの時とはまた全然違うプレーオフをどう乗り越えるのか。