2014/05/12 御蔭祭 切芝神事 「東游」の舞＠下鴨神社

京都の「葵祭」の前準備の神事、下鴨神社の御蔭（みかげ）祭りの神事の様子です。
糺の森の中心にある切芝の広場（祭場）にて、八瀬の御蔭山から御祭神の荒御魂（あらみたま）を載せて来た神馬を中心据えて、荒御魂に舞を奉納するという神事なのですが・・・。
雨が降ってきたので、場所を下鴨神社の舞殿に移しての奉納舞です。
大陸から伝わった雅楽や舞楽ではなく、国風歌舞（くにぶりのうたまい）という古代からの日本独自の伝統芸能だそうです。
東游（あずまあそび）とは、京都から見て東国である駿河の国の宇土浜に天女が降って舞った舞を模したという伝承に由来するそうな。
寛平元年（889年）の賀茂祭で東遊がおこなわれ、そののち東国の民間歌舞が都の祭祀の歌舞となったそうで、１１００年以上もの歴史を持つ京の伝統文化だそうな。
東遊は５曲の歌謡を組み合わせた長い組曲なのですが、今回は２曲が舞われました。
駿河歌と求子歌（もとめごうた）の２曲でしたが、どっちがどっちなのかサッパリ分かりません。
分かる人はツッコミ入れてくだされ～