6代目三遊亭圓生『紫檀楼古木』-rakugo-

紫檀楼古木は、実在した狂歌師であり噺家でもあった人物。
狂歌とは、ほら、有名なところだと、
　太平の眠りを覚ます上喜撰　たった四杯で　夜も眠れず
みたいな、うまいこと言ってやろう的なあれですが。
その狂歌と落語の密接っぷりを、圓生師がマクラで語ってくれます。
そして本編で描かれる、古木の風流で粋な人物は、まさに狂歌と落語の申し子。
末尾の圓生師解説に出てくる狂歌が出てくる落語
『掛け取り萬歳』は、こちら
• 6代目三遊亭圓生『掛取り萬歳』-rakugo-
＜　チャンネル強化　只今、大量蔵出し中　＞

[@user-qo6kz3fb9g]

タバコ好きの祖母が「らお屋」とよく話してました。何のことか分からず長い年月が過ぎ、師匠の咄でふっと解けました。よい咄だと思います。

[@user-zl6ew9lg9s]

こんな古典はやれる咄家はおらんやろな！？

[@u357me8410]

入船亭扇辰がやってます。

[@Kei-kf5ct]

春風亭朝枝もやってます

[@masafumi0914]

お声に艶があって素晴らしいです。最盛期の頃の録音でしょうかね？😊

[@GTEL-Japan]

なんでこの爺さんの話は様子が目に浮かぶのか❓ 昔はずいぶん有名だったんだろうなぁ〜😊

[@user-jx4yh6rz3c]

爺さんなんて失礼でしょう。圓生さん、もしくは、昭和の名人と呼びましょう。

[@user-gw3fc8qq3u]

なるほど 米朝師匠と園生師匠は学者ですな これは噺と言うより、古典の譚の朗読と、その講義に近しく真に高尚です

[@user-kk6ym8bd3z]

33:25

[@user-mo3wy7in6g]

昔の金持ち、分限者というのは、紀伊国屋文左衛門のような成金は大抵やっかみと軽蔑の眼差しで視られたのに対して、分限に応じて芸道を嗜み、出入り者のみならず町内や氏神などへ相応の出金をするのを当然とすることで、はじめて人の上に立つ縉紳と世間から認められ、ひいてはお上からもそれを認められて漸く名字帯刀や屋敷構えの格式などを許された。 となれば日頃の振る舞いも大家（たいけ）の主に相応しい鷹揚な、長者の風格が伴うもので、そういう主人を演じるのに追随を許さなかったのは遊郭へ「勉強に出掛けて昔の姐さんたちに昔の旦那衆の茶屋遊びを学んだ」米朝師。昔の大店の主人の文化が消えてしまった今、これを超えるどころか真似ることすら不可能といっていい。 圓生師がそんな大家の主人を演じると（百年目など）、やはりどこか大らかさが物足りない。しかしながらこの演目では、江戸の（元）大店の商人の大らかさ、酒井抱一の画のような、あっさりとした風韻がよく出ていて、これは圓生師でなければ演じることが出来なかったろう。