80代男性が自宅の庭で倒れ重症…熱中症の疑いで36人が救急搬送 静岡県は連日の猛暑日

8日の静岡市の最高気温は前日の40℃までは上がりませんでしたが、それでも37℃を超えました。静岡県内は8日も暑い1日となりました。9日も気温が上がる見込みで熱中症対策が必要です。
8日も県内は朝から各地で気温が上がり、最高気温は静岡で37.4℃、佐久間で36.7℃など6つの地点で猛暑日となっています。
女性：
暑すぎてびしょびしょです
女性：
建物の中で過ごそうっていって移動を無くしたいです
男性：
動くともう熱波。自分で熱いお風呂入ってかき回しているような感じ
暑さをしのごうと静岡市葵区の保育園が子供たちのお出かけ先に利用したのは近くの水遊び場でした。
保育士：
普通の公園には今はいけないので、乗り物に乗ってなるべく高いところで移動できるように配慮してきています
葵区の抹茶カフェの店頭で時折吹く風になびいていたのは「氷」の文字。
この店では夏限定のかき氷を販売しており、暑さをしのごうと買い求める人の姿がありました。
利用客：
表に氷ってかいてあって、すぐ飛んできましたよ
利用客：
カラダをちょっとでも冷やした方が、（外がすごく暑いので）良いかなと思いました
CHA10・中野目則子オーナー：
帰る時に「癒されました」「冷えました」「頑張れます」と言ってもらえるので良かったなと
県内は9日も日中は気温が上がる見込みで、熱中症警戒アラートが発表されています。
気象台はエアコンを適切に利用し、こまめな休憩や水分・塩分の補給など熱中症対策をするよう呼びかけています。
県によりますと8日午後3時半までに県内では36人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
このうち御前崎市では自宅の庭先で倒れていた80代の男性が重症です。意識はあり、会話はできるものの、体を動かすことが困難などの症状があるということです。
9日も暑さは続く見込みで こまめに水分をとるなど熱中症への対策が必要です。
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