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山本健二の解説
~この道は何処の道?~「いつか」がキーワード~
全節に「昔のある時」を意味する「いつか」があります。
大正14年(1925)白秋が始めて旅をした北海道の道ですが、「いつか来た道」と昔の道を思い出しているのです。
白秋は幼い頃、柳川から母親の里である熊本の南関へ、駕籠にのって行き来していました。その幼い頃の思い出の道に北海道で目にしたアカシアの花、時計台、山査子を織り込み、駕籠を馬車に置き換えているのです。
「この道」は柳川から熊本南関への道なのです。
作詞 北原白秋
作曲 山田耕筰
歌 山本健二(柳川観光大使)
ピアノ 黒尾友美子(NPO法人 日本童謡の会理事)
2024年6月22日 蒲田アペアにて収録