Amazing Grace ( アメイジンググレイス ) // ピアノ弾き語り

《アメイジンググレイス》
作詞作曲　ジョン ニュートン
日本語詞　岩谷時子
いつもご視聴いただきありがとうございます。
この曲はキリスト教の賛美歌であることをご存知でしょうか。
日本語に訳すと「すばらしき神の恩寵」となります。神の恵みに感謝することを歌うこの曲は、イギリス人John Newton(のちに牧師)によって1772年に作詞されました。
もともと奴隷貿易商人だったジョン ニュートンは1748年のある日、船が嵐に遭い浸水し、沈没の危機に瀕しました。彼はクリスチャンとして育ったものの、その時初めて救いを求め本当に心の底から神に祈りを捧げます。
船は運良く沈没を免れ、彼は生き延びることとなりますが、この日を境に考え方が大きく転換し「奴隷貿易を行なっていたような罪深い自分にも、神は赦しを与えた」
ことに対して深く感謝をするようになります。
その後、勉学と多額の献金を行い、その経験を伝える事ができるよう牧師へと転身したのです。
“Amazing Grace”は、過去の自らの過ちを悔い改め、それを許してくれた神に感謝の祈りを捧げる賛美歌として誕生します。
この曲を聴いたりその歌詞や誕生の背景を知ることで、「人は時には過ちを犯すことがある。そうした際には、その過ちを認め悔い改め、その先にある人生に生かしていくべきだ。」と言うことを、また1つ知ることができた気がします。
生命の営みに大きいも小さいもないのです。
今回は、岩谷時子さんの日本語訳詞で歌ってみましたが、歌いながら胸にぐっとくるものが押し寄せてくるのはなぜなのでしょう…。
(参照)© SevenSeas English Academy, All rights reserved.
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