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音のない世界、そこには「手話」がある。
まずは知ることから、触れることから、始めませんか?
もっとろう者のことを、その言葉である手話のことを。
「手話」というと、皆さんはどんなイメージを持っていますか?「日本語に合わせて手を動かすジェスチャーのようなもの」。そう思っていませんか?
しかし、実際には違います。手話は日本語とは異なる独自の言語です。
北海道美瑛町で暮らす春日晴樹さん(41)。生まれつき耳が聞こえない「ろう者」です。音のない世界で生きる春日さんにとっての言葉は、目で見て分かる「日本手話」。手の動きだけでなく、顔の表情や肩の動き、空間などを使い、独自の文法があります。
耳が聞こえない妻や親とは日本手話でやりとりする春日さんですが、手話だけ使って生きているわけではありません。聞こえる子ども2人の父親であり、自宅で民泊も経営しています。聞こえる人との会話では、口の動きを読み取る「口話」を主に使っています。しかし、そこには限界も...。
ろう者にとっての言葉「手話」。しかし1990年代まで、ろう教育の現場でも使用が禁止され、今も聞こえる人が中心の社会で、十分に理解が広がっているとは言えません。北海道では「日本手話」で授業を受けられなくなったと、ろう学校の児童2人が裁判を起こす問題も起きています。
春日さんが「世界で一番きれいな言葉」だという手話。まずは知ることから、触れることから始めませんか?ろう者のことを、そして彼らの大切な言葉「手話」のことを。
この番組は、耳が聞こえない人にも伝わることを目指し、字幕と手話を付けて放送しました。
ナレーター:森さやか(HTBアナウンサー)/ 手話通訳 善岡修
制作:北海道テレビ放送
#手話 #世界一きれいな言葉 #春日晴樹
【テレメンタリー】テレビ朝日系列の全国24社が共同で制作するドキュメンタリー番組。
週替わりで各局が制作を担当し、独自の視点で制作しています。
※地域ごとに放送時間が異なります。詳細はHPをご覧ください。
www.tv-asahi.c...