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【概要】
1953年(昭和28年)に東陶会が製作した映像です。
東陶会とは、関東一円を中心に板谷波山が創立した陶芸家グループで、創立90余年続く伝統ある陶芸家集団です。
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陶芸家 板谷波山は、1872年(明治5年)茨城県の下館(現・筑西市)に生まれ、1953年(昭和28年)には工芸家として初の文化勲章を受章しました。また、1954年(昭和29年)には、日本画の横山大観とともに茨城県名誉県民の第一号となりました。
波山は、理想の作品づくりのためには一切の妥協を許さないという強い信念により、端正で格調高い作品を数多く手がけました。その一方で、波山は、故郷のまちと人々をこよなく愛し、共に信頼し、共感し合いながら、生きていくことを大切にした人物でもありました。
2022年(令和4年)3月3日、我が街、我が国陶芸界の至宝である波山は、生誕150年を迎えました。現在、自然災害やコロナウイルスの影響により、人々が将来に不安を感じています。そのような時代にこそ、波山の作品に表現された美と祈りの世界に癒され、そして、波山の優しさとユーモアにあふれた人生に触れることが必要ではないでしょうか。
そこで、波山の選りすぐりの名作を一堂に集めて展覧し、併せて、波山を生んだ筑西の文化的土壌や、波山の人となり、故郷の人々との交流などを紹介するとともに、市内各所でイベントや関連展示などを開催します。
■生誕150年記念 板谷波山の陶芸 ~麗しき作品と生涯~■
会期:2022年(令和4年)4月16日(土)~6月19日(日)
場所:しもだて美術館、板谷波山記念館、廣澤美術館
主催:筑西市
協力:(公財)波山先生記念会、廣澤美術館
主管:筑西市板谷波山生誕150年記念事業実行委員会