「あれから10年 これから10年」File.129 宮城県女川町／木村絵美さん

BS-TBS「あれから10年 これから10年」〈毎週土曜よる8時54分放送〉
東日本大震災から10年。当時10代だった若者の震災後10年とこれからの10年を取材し、復興を考える。
【File.129　宮城県女川町／木村絵美さん】
震災発生時、中学2年生だった木村絵美さん。翌日に控えた卒業式の準備中の学校で地震に遭った。避難を試みようとした矢先、眼下の故郷が祖父母が暮らす町が〝黒いもの〟に飲み込まれていくさまを目の当たりに。幸い、祖父母は難を逃れたものの家屋は流失した。
木村さんは現在、女川町役場の健康福祉課で保健師として働いている。もともと医療の仕事を志していたが、震災で職を失った母親からのアドバイスと、祖父母が当時患っていた生活習慣病の予防に寄与できる仕事は何かと考え、この道を選んだ。「自分を育ててくれた町に恩返しをしたい」「働くなら地元で」という思いから、故郷で職に就く決意をしたという。
そんな木村さんの「今」と「10年後」の目標とは？
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