【CBC News】名古屋駅に停車中の「のぞみ」車両一部撤去

車両の台車に亀裂が見つかり、今月１１日から名古屋駅に停まったままになっている新幹線を移動させる作業が始まりました。
　１５日午前１時半過ぎ、故障した新幹線の前の３両が切り離され、名古屋車両所に移されました。
　この新幹線は、今月１１日に車体と車軸をつなぐ台車の枠に亀裂が見つかり、名古屋駅に停まったままになっていて、国の運輸安全委員会が重大インシデントに認定し詳しく調べています。
　ＪＲ東海は１５日の最終列車から１６日の始発までの間に、亀裂が見つかった台車を交換し、１６日以降にすべての車両を移動させるとしています。
　一方、１３日夜、東京行きの「こだま」号が、ドアを開けず客を乗せないまま名古屋駅を出発していたことがわかりました。
　乗務員の勘違いが原因で、ＪＲ東海は、「あってはならないことで、社員の指導、教育を徹底する」としています。（１５日１１：１５）