【赤いスイートピー・後編】松田聖子さんの名曲を徹底考察！「半年過ぎても手も握らない」はナゼ？

[@SKan-pg1kc]

昭和世代のオヤジです。 さにーさんはこんなにお若くて可愛らしいのに、昭和メンタリティへの親和性がとても高くていらっしゃって驚嘆です。忌恋愛、少子化のこの令和時代の若者の中にも、赤いスイートピーのような純愛は存在するものなのでしょうか？

[@ryoh-1976]

素敵な解説、ありがとうございます！ 現在、神戸市灘区で展開中の摩耶ケーブル赤いスイートピープロジェクト！松本隆先生も一緒に植えた、線路の脇の赤いスイートピーに蕾が膨らみました！もう直ぐです！摩耶ケーブルの発車メロディは、今春から赤いスイートピーが鳴ってます！

[@おじゃ-y3w]

面白い🤣もっともっと色んな曲の深読み考察お願いします🙇

[@00121611]

続赤いスイートピーによると、優しいあなたには優しい人がいい女らしくて大人しい人が…と振り返りつつ、当時はあなたについて行きたいと願ってた。性格的にあわなかったということも伺えますが、他の方も書いてたとおり先生と生徒って感じもしますよね。きっと強引に海に誘ったのかもしれません。だから時間を気にしてたり。

[@kamomenotamago]

学生時代に後輩女子と「赤いスイートピー」の話題になったときに「なんで半年過ぎても手も握らないんだろう？」と僕が聞いたら、その女子が「だって男の人ってそういうもんでしょ」て即答されたのが未だに忘れられません。 さにーさんと恐らく同年代の平成生まれ女子でしたが妙に説得力がありました。

[@baehicko446]

歌人で民俗学者の折口信夫や現代詩人で思想家の吉本隆明のように文芸評論もする宗教学者の中沢新一は細野晴臣との対談で次のようにやり取りしています。中沢「松本さんは1980年代に松田聖子の歌詞を沢山書きましたけど…もの凄く上達しましたよね」、細野「３Ｄになってきた」、中沢「それを語る人が余りいないんだけど日本の詩の歴史の中でもこの頃のポップスに起こった事はとても大事じゃないかな」。 　日本文学に特有の物としての歌枕（和歌で感情を例える為に用いた或る特定の場所の山河等の名前）の根底には万物に魂が宿るとするアニミズム信仰があり、今一つの特有の物としての季語の根底には諸行無常という仏教思想があります。演歌やフォークなどの歌詞が日本の近代小説にのみ見られた私小説（作家の経験をほぼ基にして書かれた小説）という形態を受け継いだのに対し、松本らの80年頃の作詞家は意外にも歌枕を風景として、季語を季節感として歌詞に持込むというルネサンス（古典文化の復興）を果たし、それにより感情の半分を五感の捉えた環境に語らせました。しかもその少ない内面の吐露に於いて真理、人生感、霊性のようなモノにも触れていたのでした。 疑う事を覚えて人は生きて行くなら 不意に愛の意味を知る「さらばシベリア鉄道 / 大滝詠一」 昔話するなんて気の弱い証拠さ 傷付け合う言葉なら波より多い「雨のウェンズデイ/ 大滝」 男って奴は港を出て行く船のようだね 哀しければ哀しい程黙り込むもんだね「冬のリヴィエラ / 森進一」 これ以上君を不幸に俺出来ないよとﾎﾟﾂﾘと呟けば 不幸の意味を知っているの？なんて…｢Tｼｬﾂに口紅/ﾗｯﾂ｣ あんなに激しい潮騒が貴方の後ろで黙り込む 身動きも出来ないの 見つめられて「探偵物語 / 薬師丸ひろ子」 愛って良く分からないけど 傷付く感じがいいね「メイン・テーマ / 薬師丸」 笑っちゃう 涙の止め方も知らない 二十年も生きてきたのにね「同上」 好きよ 好きです 愛しています どんな言葉も違う気がする初めての気持ち「初戀 / 斉藤由貴」

[@伸一菊地-d2p]

当時のアイドルソングは中高生がターゲットなので詩の女の子は高校生位で相手の貴方は年齢差のある大人の男性 タバコは大人を強くイメージさせます。 半年過ぎても手も握らないのは奥手だから ちょっぴり気が弱いのが理由です。 生真面目な 彼は夕方になると「もうこんな時間だ…帰ろうか」って言われるから時計を気にしてると泣きたくなる って解釈してます。

[@Homura-rv1ml]

他の方のコメントに「疑似恋愛」とありますが、私も同意見だと思います。 主人公が彼の事を優しい、気が弱いと表現する人だから、前編動画で何度も出てた１００％恋愛状態な主人公に対して 「まだ未来のある若いこの子を自分が穢してはいけない。」 と考えていた故に、 「半年過ぎても手も握らなかった。」 行動に出たのでは？ と、自分では思っております。 「続」で彼は同世代らしい女性と結婚してたと出てましたし。

[@akira3928]

心の岸辺に咲いた赤いスイートピー 線路の脇のつぼみは赤いスイートピー 心に春が来た日は赤いスイートピー この歌詞の変化によって主人公の心の変化が感じられます。 １番では心の岸辺に咲いているということは主人公の心の中では咲いている状態。 ２番では現実を客観的にとらえた結果、まだ咲いてはいなくてつぼみの状態であること。 つぼみの状態が現実の線路の脇にあったスイートピーであること。(このフレーズのみ心の中ではないこと) ３番では心に春が来た日は、という所はそれが主人公の希望なのか、実際に春が来た状態なのか濁すことでこの曲を聴く人それぞれの妄想をふくらませるのだと思っています。 赤いスイートピーと制服は当時、高校三年生でもうすぐ卒業を控えた私にはめちゃくちゃ感情移入できた曲です。

[@渡辺浩次-j6o]

主人公は中学生くらいで彼はタバコの匂いのシャツってこと考えると産休の先生の代わりに赴任してきた先生なんだと思います 時計をチラッと見る度も生徒を駅まで送って学校帰るって考えると意味あいがかなり変わってきます 続赤いスイトピーでも大人びた私をみせたいって詞をみると彼は結構年上なんだろうなって感じますし 赤いスイトピーの彼とプライベートスクールの彼は同一人物なのでは？と思うんでんすね そうなら彼は美人の教師と付き合ってて続赤いスイトピーの時には結婚してますね 主人公に悪くない感情持ってなさそうではあるものの、恋愛に発展しなさそうなのは年齢差があるから子供にしか見えないんだと思います

[@くま弁慶-b8k]

ずっと長い間モヤモヤした曲だったんですよね、この曲って…。それが今回の動画でパッと目を覚まされた感じがして、とても嬉しくさっぱりした気分になっています。昔からこの「赤いスイートピー」は女の子のファンが好きでしたよね？男からしてみると何となくピンとこない曲でした。でもさにーさんの説明によってこれまでの疑問やモヤモヤが一気に晴れてきました。そうか…この曲の本質は「疑似体験」「疑似恋愛」なのかー！！という発見ですね。聖子ちゃんの何時ものグイグイ進んでゆく曲調ではなく、そのように小さな言葉にこだわってゆくと見えてくるたくさんの「心の中の風景」が見えてきます。そして大団円のシンボルとしての「赤いスイートピー」。。！！素晴らしい解釈に心打たれました。ありがとうございます♪

[@syowapops-world]

ありがとうございます🙇‍♀️そう言っていただけて嬉しいです✨

[@伸一菊地-d2p]

1番の歌詞で知り合ったのは半年とあり 2番で今が4月と分かります。 つまり10月に知り合った…スイートピーは10月の花と気づいた時流石松本隆先生と思った。 ストレートに10月って書くんでなく半年前、4月のワードで10月を表してる。 ロックンルージュではサビの花びら色の春って所も 具体的な色は書いてないが 花びら色…どんな色、、？ 春って言葉に繋がり春は桜だーで色に関して言及してないがピンクがパッて浮かびます。 あと松本先生の詩って日本語が綺麗なんですよー

[@ちび-m9l]

松本隆さんは『なぜ貴方が時計をチラッと〜』を普通の女の子の普遍的な感情を大切に詩を書いたと言ってました。この曲ができた頃スイートピーに赤はなくてかなりお花屋さんに問合わせがあったらしいです。 曲も当時聖子ちゃんは喉を痛めてたため若松プロデューサーは抑えた曲調をユーミンにリクエストしたけど赤いスイートピー⤵️と下がってたのを全国ツアーで大忙しのユーミンのところにいって赤いスイートピー⤴️という曲調になったらしいです。後にユーミンは楽曲提供したなかでクレームが出たのはこの曲だけ、と話してました。

[@ゆうてん-r4b]

高校一年の時に聖子がデビューして青春の全てが詰め込まれてます。 アルバムの曲まで今でも歌詞なしで歌える程好きです。 ただ友達が当時赤いスイートピーの(彼)が半年過ぎても手も握らないのは、変な病気持ちか、手を出せない理由がある訳ありの男とか考察してて、ひどーいと言いつつ変に納得した想い出があります😂

[@syowapops-world]

😂そんな想像もできてしまうのがこの曲のすごいところですよね(笑)

[@powdersnowlavender]

さにーさん流石です！ この解釈を取るならば、B面「制服」の主人公との対比がよりくっきりと浮かび上がりますね。 改めて詞を読んでみると、数多ある松本作品の中でも主人公のピュアぶりが飛びぬけています。 松本さんは1980年6月に妹を若くして亡くし、夏の間全てがモノクロームに見えたというエピソードはよくご存じかと思いますが、A LONG VACATIONを皮切りに（さにーさんさりげなく永井博さんイラストTシャツをお召しですね）1980年秋から1981年にかけて書いた作品の多くは”セルフ・グリーフケア”的な側面を持っています。風立ちぬしかり、ルビーの指環しかり、太田裕美さんのブルー・ベイビー・ブルーしかり。 1982年最初に出す新曲を書くにあたり一度自分の心の中をリセットして、松田聖子さんの才能を通じて新たなステージに進みたいと思い立ったように見受けられます。それゆえのピュアさなのでしょう。作詞家としての最初の提供作「夏色のおもいで」（1973年）に立ち戻るようかのような作品と解釈しています。「赤いスイートピー」をステップとして、次作「渚のバルコニー」とアルバム「パイナップル」で大きくジャンプした感じですね。 松本作品には実在・空想を問わずたくさんの色彩が織り込まれていますが、1970年代に書いた作品は「夏色のおもいで」を別とすればわりと地味で渋めのイメージを喚起させるのに対して、1980年代の作品は同じ色を歌っても彩度がぐんと上がってくるように思えます。

[@なおくん-e8q]

大人になると、思春期のような恋はなかなかできない。

[@服部浩行]

他のコメでもありますが、電車通学の高校生が、歳上の先生などへの片思いなのでは？ 付き合ってる状況でもないし、具体的な状況は駅で2人でいるだけ。 スイートピーの花言葉は、門出、離別なのを踏まえると、主人公にはバッドエンドもハーピーエンドもあり得る感じかと思いました。 しかも、当時は赤のスイートピーはなかったので、主人公にとってはバッドエンドが自然だと思います。

[@youkomituhara8879]

彼に他の彼女がいて、時間を気にしている。主人公は友人

[@tomoyukizettsu4990]

相手の実像が分からないことじたいが恋の疑似体験になる、という分析、素晴らしすぎます！そして、分からなくても、「正解」がなくても、想像や妄想や探求を続けることが恋することだとしたら、この歌の主人公と「あなた」との関係は、まさしく、さにーさんと「昭和ポップス」との関係に等しいのではないか――つまり、この動画が感動的なのは、一見、ひとつの恋の歌を解説しているようで、実は、さにーさんの昭和ポップス愛そのものが語られているからではないか――と私は思いました♪

[@syowapops-world]

ありがとうございます！！！そんなふうに言っていただけて嬉しいです。。たしかに、昭和ポップスには恋し続けてると言えるかもしれません🥹

[@与方藤士朗]

言われてみれば、この歌で言えそうな事実としてはこんなのがあるかと。 当時の松田聖子は２０歳になったばかり。彼女の年齢、その歌詞のメッセージを聞かせたい層と言えば、高くて大学生、主に高校生、低くてこの年中１になった私らくらいまでの女子。そこで当時の喫煙男性と言えば、確かに未成年者でも喫煙者はいたもののこの空気からしてそのようなことはあり得ないのでは。 となれば、いくらか年上の成人した大学生くらいがぴたりと来るかな、と。 高卒で働いている男性というイメージは、この歌からはなぜか浮かびません。ある程度時間や思考にゆとりのある男性でないと主人公とはなり得ないのでは、と。 基本的に事実をほとんど提示せず彼女のない面での動きを語った歌であるから、ようはその世代の女性の恋愛状態の心の動きを丁寧に拾っていったわけですね。 実のところ相手の男性がどんな人物化はさておいても、（歌による）彼女の内面はやはり普遍的な要素を描いているから、やはり、今聞いても心を打ちます。 男はじゃあ違うのかと言うと、表現方法などが違うだけで、本質はそう変わるものでもないのではないかな。 だからこそ、当時の女性だけでなくそれまでの聖子ファンの男子の心にも刺さったのだと思われます。

[@陽太1994年ガチ]

サッちゃん　黒ｔめちゃくちゃ可愛いし レコード女子

[@tsuyoshiyanagi7919]

聖子さんとほぼ同年代の小生からすると、この歌の男の子はそんなにわかり難いかなあ、と思ってしまいます。はっきり言って「奥手」なだけですよ。思春期にはマニュアルはありそうで実はない。半年過ぎてまだ手を握らなくても、そんなに不自然とはいえなかった時代だと思いますね。それは彼女を大事に思ってることの裏返しかもしれませんけど。

[@syowapops-world]

純粋にプラトニックなのも素敵ですね！コメントありがとうございます✨

[@なおくん-e8q]

歌詞の解釈は難しい、いろいろあるしね

[@moba2979]

時計をチラッと見るたび 半年過ぎても手も握らない 家庭のある人との不倫ならあるかも