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「怪談」出版120年に朝ドラの放送も決まり、松江では小泉八雲関連のグルメやグッズが続々と登場しています。そんな小泉八雲、実は、日本に来る前にアメリカで料理本も出版しているんです。今度のグルメは、朝からタマゴを5つも食べたという八雲本人が残したレシピの再現です。
28日にお披露目された料理がこちら「オムレツ」です。朝からタマゴを5つも食べていたと言われる小泉八雲。そんな八雲がレシピを残したのが、このオムレツです。
ギリシャに生まれた小泉八雲、ラフカディオ・ハーンは、2歳でアイルランドに移り住んだ後、19歳でアメリカに渡ります。そして、アメリカ在住時、35歳の時に出版したのが、こちらの料理本「クレオール料理」です。「クレオール料理」とは、アメリカ・ニューオーリンズの伝統料理のこと。
松江地域おこし協力隊 仲田悠生さん
「『クレオール料理本』にも、何種類も卵料理が載っていて、そのうちのひとつ」「これは特に"とてもおいしい"とついているので、興味を持ったので、作ってみようかなと」
八雲が、「クレオール料理」の中で、レシピを残したのが、その名も「とてもおいしいオムレツ」。そこには、八雲のこんなこだわりが。
松江地域おこし協力隊 仲田悠生さん
「普通は、(オムレツは)巻くが、ここで巻かずに形をキープして、このままの楕円形の形で完成させる」
上は半熟、下はこんがり。それが八雲の「とてもおいしいオムレツ」。
さらに、料理本にはなんと、45種類ものソースの作り方も。仲田さんは今回、その中にあるトマトソースをベースに、山陰の魚介の出汁を加え、松江風にアレンジしました。そして、28日にお披露目された料理には、仲田さんオリジナルの奇抜な料理も添えられています。
今から1ヶ月前。「&」では、オリジナル料理の開発会議が開かれていました。
「この食感が耳っぽくて」
怪談グルメの仕掛け人、ぐるなび社員の寺島さんらが意見を出し合い、仲田さんが様々な"耳料理"を試作。そして、できあがったのが松江産のそば粉とだんご粉を混ぜて揚げたおつまみ、その名も『おつまみみ』です。
「さっきより、こっちの方がいい」
松江地域おこし協力隊 仲田悠生さん
「型の状態で揚げてみるというのはしてなかったので、いろいろアイデアもらってよかった」
そして、28日のお披露目。ここ「&」は、料理とともに松江の窯元の器も楽しめる店。オムレツも、おつまみみも出雲本宮焼高橋幸治窯の八雲をイメージした器に盛り付けられます。
小泉八雲記念館 小泉凡館長(八雲のひ孫)
「上のフワフワ感と、下のしっかりと焦げ目がついたちょっと固い感じの部分が、いい"緊張関係"になっているような気がする」
松江市地域活性化起業人 寺島奈実さん
「新たな小泉八雲の魅力をお伝えしたくて、今回の企画をした」「『怪談』だけではない、小泉八雲のお料理好きだった一面を、皆様に知っていただけたら嬉しい」
八雲が愛したオムレツに奇抜な耳の形をしたおつまみは、松江市灘町の「グローカルスペース&」で29日からいただくことができます。
【BSSニュース】
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【TBS NEWS DIG】
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