流行 歌詞 歌:椎名林檎 作詞:椎名林檎・坂間大介 作曲:椎名林檎 谺(こだま)している またキミのコヱが谺してる オレの好みの化粧(メイク)が邪魔してる キミの虚ろな素顔(フェイス)を探してる 淡いシャドウの奥の瞳は何色? 答えはいつも玉虫色 イッツ・ショウ・タイム 晒すぜ正体 未知の実りに御招待 きっと憶えらんないでしょ 特徴なんてこれっぽっちも無い 私の名ならば女 それ以上でも以下でもない 太陽が移ろうより早い君の調子(コンディション)を喰らい 変貌を遂げてあげる ハヤッている季節限定 堕落してる またキミはコイに堕落してる オレの好みの服(ドレス)が隠してる キミのイビツな曲線(カーブ)科学してる まるで素体のままの着せ替え人形 水から水へさまよう人魚 流れたフリして流してる キミの気配を察してる もう忘れてしまったんでしょ 剥いだ裸の素材 君が造った女 今じゃ会ったってハヤらない 感傷が誘なうより早い私の気分を喰らい 代用を仕立て上げて さようなら名プロデューサー 女の…私に個性は要らない 名前…は一つでいい これ以上要らない Well you design the vogue, I just ride All you think is win, it makes me cry You play the hero in wars you start And I shed a tear from one blind eye While you define the vogue, I just sigh Immortality's not worth my time You crave the kisses of idol love And I shed a tear from one blind eye 川のように Flow Flow Flow 風のように Blow Blow Blow それぞれの延長線上 共に Flow Flow Flow 川のように Flow Flow Flow 風のように Blow Blow Blow 交わらぬ平行線上 永遠(とわ)に Flow Flow Flow!!!
ノリの良いテンポ感やリズム感がとても心地良いです。 伸びや勢いのある林檎さんのボーカルと、リズム感のあるMummy-Dさんのラップの組み合わせが最高です。 90年初頭に、女性ボーカルと男性ラップの組み合わせの輸入物CDをよく聴いていました。 勿論それらとは違うのですが、どこか若かりし日々を思い出すようで、こちらの気持ちまで高揚してきます。 黒いドレスで、メイクもモノトーン調で、髪の色も黒く、髪型の印象も今一つ林檎さんにしては普通なのは、流行に踊らされ、流されている自分なき、個性なき、名もなき女性の最大公約数を演出しているからなのでしょうか? 何故か黒のアイシャドウだけで、チークもあまりなくて、口紅も殆ど赤くないです。 確かに特徴がなくて憶えらんないです。 特徴と言えば 2:00 からの歩き方が見事です。 バレエをやっていたせいなのか、足がすらっと伸びていて美しいですね。 ここは特徴があって、しっかり覚えらえれます。 曲の感想でなくてすいません。 Mummy-Dさんのことは、この曲で初めて知ったのですが、日本語のラップなのに実に見事だなと思いました。 日本語でこんなに歯切れよく聴かせてくれる人は稀かもしれません。 Mummy-Dさんのラップが非常に上手いのは勿論なのですが、ラップの部分の歌詞を見ると、ラップに適すように入念に韻を踏むデザインになっているようです。 よくこんなに入念に歌詞が設計されているなと驚きます。 制作過程を知る由もありませんが、どれだけ時間を掛けて練り上げたのだろうと思います。 谺 “してる” また ‘キミの’ コエが谺 “してる” 「オレの」 ‘好みの’ 化粧が邪魔 “してる” 「キミの」 虚ろな素顔を探 “してる” 淡いシャドウの奥の瞳は何「色」? 答えはいつも玉虫「色」 イッツ・ “ショウ・タイ” ム 晒すぜ “正体” 未知の実りに御 “招待” 堕落 “してる” またキミはコイに堕落 “してる” 「オレの」 好みの服 「が隠」 “してる” 「キミの」 イビツな曲線 「科学」 “してる” まるで素体のままの着せ替え ‘人形’ 「水」から「水」へさまよう ‘人魚’ 「流」れたフリして「流」 “してる” キミの気配を察 “してる” 歌詞の一番最後の川のflowと、風のblowも、漢字と英単語の両方、意味と音の両方、その四面でシンクロしていて、つくづく凄いなと思いました。 flowもblowも、自分がなく流行に流されている象徴なのでしょう。 冒頭の谺も、山びこのように連鎖する無機質なコピーを示唆しているのでしょう。 ■ Well, you design the vogue, I just ride □ While you define the vogue, I just sigh ■ All you think is win, it makes me cry □ Immortality's not worth my time ■ You play the hero in wars you start □ You crave the kisses of idol love ■ And I shed a tear from one blind eye □ And I shed a tear from one blind eye 英語の2つのパートも、音が見事に揃っています。 単語や意味は全然違う部分もあるのですが、曲中で音として聴くとほぼ同じです。 もはや驚きしかありません。 こういう精巧で綿密な曲を、唄の達人のお二人が、当然ながらツボを押さえて的確に唄うので、聴く人皆にハマるのでしょうね。 作詞、作曲、歌唱、声と、それら全てが超一流レベルなので、過去10年以上に渡って聴く人を虜にできているのだなと思いました。 今から10年後でも、その時の若い人も含めて聴いているのではないかなと思います。 そのくらい完成度が高く、かつ親しみやすいです。 一回聴いただけで脳裏に焼き付くような、恐るべき曲です。 先入観なしで聴いて、この曲があまり好きではないという人は、ほぼいないのではないでしょうか? 合法でキまれて、痺れられ、誰もが好きになるような恐るべき曲です。
コメント見てて無さそうだったので読みを付けてます!是非お使いください! 2:51 Well you desigh the vogue, I just ride All you think is win it makes me cry (ウィル ユー ディザイ ザ ボガイ ジャスト ライド オールユー シンキズ ウィン イッツ メイクス ミー クライ)3:00 You play the hero in wars you start (ユー プレイディ ヒロ イン ワースユー スタート)3:04 And I shed a tear from one blind eye (エンダイ シェダ ティーフロムワン ブラインドアイ) 3:09 While you define the Vogue, I just sigh (ワイユー ディーファイ ザ ボガイ ジャスサイ)3:13 Immortality's not worth my time (イモー タイリティーズ ノットウォーズマイ タイム)3:19 You crave the kisses of idol love (ユー クレイブザ キッシーズ オブアイドラブ)3:22 And I shed a tear from one blind eye (エンダイ シェッダ ティフロムワン ブラインドアイ) 間違いがあったら教えてください🙇♀️